西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

向島ニュータウン(10)-京都市営住宅5街区

2005-11-24 | 京都の思い出(松ヶ崎、向島時代)
向島ニュータウン1~6街区では、1と5が京都市営住宅である。今回5街区横を通ったが、外壁が他の街区のものより綺麗になっていた。恐らく最近、外壁補修がなされたのであろう。昔、この街区で、公営住宅なので入居条件として収入制限があるのだが、かなり高給の人が入っていて問題になったことがある。一定までは割り増し家賃で対応出来るが、それ以上になると退去しなければなるまい。何故こういうことが起こるかと言うと、収入が低い段階で入居するが、その後に高給になる場合、住み慣れた所から出にくい、それに家賃が安いので住みやすいということだ。日本では一般に公営住宅は、抽選で「がらがらポン」で決まっている場合が多い。イギリスでは、住宅難を客観的に調べて、困難な順に入居させていた。昔、京大建築先輩の牛見 章さんが埼玉県の部長だった時に、埼玉県営住宅で少し取り組まれていたが、あれは今どうなっているだろうか。(写真は向島ニュータウン5街区住棟)

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