今朝、ラジオで「今日は何の日」を聞いていたら、昭和29年(1954年)3月24日の京大卒業式で京大総長・滝川幸辰さんが、「ただ酒を飲むな。そこから色々問題が起こる・・」と式辞で述べたと言う。この言い方は今でも通用する。私は、当時、小学校を卒業する頃で、この言葉も後に聞いたと思う。滝川幸辰さんとは、戦前の「滝川事件」で一旦京大を辞職せざるをえなくなり(鳩山一郎文部大臣等の圧力による)、教員、学生等が抵抗した事件の張本人である。戦後、京大に復帰して法学部長、総長を歴任した。復帰したのは滝川さんただ一人で、戦前一緒に辞めた末川 博さんは立命館大学総長、恒藤 恭さんは大阪市大学長になる等、戦前に京大法学部を辞任した人々が関西の法学の水準を上げ、平準化した効果もあった、と言われる。
他に記憶に残る学長式辞では東大総長・大河内一男さんの「太った豚よりは痩せたソクラテスになれ」があり、私が京大院生の頃で新聞で読んだ。大河内一男さんは有名な社会政策学者、東大闘争、安田講堂占拠事件の責任をとって東大総長を辞任した。奈良女子大初代学長の落合太郎さんの式辞も味があったようだ。私が奈良女子大に在籍の頃、的場輝佳さんと共に歴代学長の式辞を大抵聞いた。出口、田村、丹羽学長である。的場さんと二人で「式辞評論家」と自称していた。私の10数年の日記に式辞概要が載っていると思う。検索・反芻が楽しみだ。(写真は、滝川幸辰さん関連本)
他に記憶に残る学長式辞では東大総長・大河内一男さんの「太った豚よりは痩せたソクラテスになれ」があり、私が京大院生の頃で新聞で読んだ。大河内一男さんは有名な社会政策学者、東大闘争、安田講堂占拠事件の責任をとって東大総長を辞任した。奈良女子大初代学長の落合太郎さんの式辞も味があったようだ。私が奈良女子大に在籍の頃、的場輝佳さんと共に歴代学長の式辞を大抵聞いた。出口、田村、丹羽学長である。的場さんと二人で「式辞評論家」と自称していた。私の10数年の日記に式辞概要が載っていると思う。検索・反芻が楽しみだ。(写真は、滝川幸辰さん関連本)
タミフル側から研究費が出ていることが問題になっています。
検査結果には反映させてないとは言っておられますが
「心は売ってない」が通用すると思ってるのかしらね。
身奇麗に暮らしたいですね。
配給外のものを拒んで餓死された先人のエピソードなど
今の方たちにはどう映ってるのでしょうね・・・