世界で一番美しい広場だ、とフランスのヴィクトル・ユーゴーに言われたのは世界遺産ベルギー、ブリュッセルのグラン・プラス(Grand-place)である。Grandは「大」、placeは「広場」つまり「大広場」なのだ。NHKTVの夜の番組でやっていた。残念ながら私は未だ行っていない。16世紀まで、ここは市民のための市場だった。ブリュッセルは16世紀にはスペインのカルロス1世が支配し、18世紀にはハップスブルグ家のマリア・テレジアが支配、更にフランスのナポレオンも支配した。今はヨーロッパの中心EUの首都である。こういう認識も「世界史」的認識なのだ。この広場の回り360度に石造りの建物が回っているが、ブリュッセル市庁舎の塔が一番高く、これはゴシック建築だ。広場回りの7割がギルド関係の建物と言う。建物だけでなく、タペストリーやレースの織物でもブリュッセルは有名だった。
(写真は、ブリュッセルのグラン・プラス、左が市庁舎、右がギルド建物)
(写真は、ブリュッセルのグラン・プラス、左が市庁舎、右がギルド建物)