西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

フロント ランナー笠原健治さん(mixi社長、30歳)

2006-10-21 | 時論、雑感
今朝の『朝日新聞』の「be on Sunday」のトップページの「トップランナー」に笠原健治さん(mixi社長、30歳)が紹介されていた。大阪府出身、東大経済学部卒、父親は情報通信工学の教授(京都工芸繊維大学名誉教授・笠原正雄氏)、母親はピアニストと言う。「論理」と「感性」を受け継いでいるのかな。独身、どんな女性と結婚するのかな。「世の中を変革していくという部分があってこそ、達成感があると思いますし、売り上げを増やしたり、お金をもうけたりすることだけが大切という考え方のほうが理解できません。」という言や良しである。どういう風に変革していくのかな。
私の偏見かもしれないが東大卒でも関西出身、大阪府出身等がユニークでは、と思う。関西出身でも京大や阪大に行くのは安易で面白くないと考える人達だ。大阪出身で東大に行った人に、例えば作家で昔「ベ平連」をやっていた小田 実さん、旧制三高出身で東大に行った人にノーベル賞の江崎玲於奈さん等がいる。逆に東京出身でも哲学者・三木 清のように旧制・一高を出て京大に来た人もいる。西田幾多郎が京大にいたからだ。まあ、あちこち相互乗り入れで入り込むのが文化であろう。
で、笠原さんもユニークだと思う。まあmixiの問題点として個人が特定され(といっても私のように本名で入っている人も沢山いる)、変な「ちょっかい」出されないか、と言うことだ、と笠原さんも言う。どうクリアしていくのか見守っていきたい。

茶のつく言葉は、何故「悪いのか?」

2006-10-21 | 言語・字・言語遊戯
前に「茶のつく言葉に余り良いものはない」とブログに書いた。http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/d38d10e6873e34358ac1938909b2b730
で、今日、「ハイタッチ・リサーチパーク」の福寿園CHA研究センター(CHAのCはCulture、HはHealthそしてAはAmenityとのことだ)へ行ったとき、受付の若い女性社員に聞いてみた。「茶化す、茶坊主、お茶を濁す、茶々を入れる、茶番劇・・と茶には悪いイメージの言葉が多いのは何故か?」と。賢そうな彼女は、一寸考えてから「お茶は昔は高級品で庶民はめったと飲めなかった。手の届かないものにけちをつけ溜飲を下げるのが庶民、だから、ではないでしょうか」うーん「はてな」に聞いていないが案外そうかもしれない。「調べておきます」とも言ってくれたので、何時かまた聞いてみよう。私は「案外、福寿園の入社試験問題にいいかも・・」と言っておいた。(写真は、CHA研究センター)

ハタッチ・リサーチパーク祭に参加

2006-10-21 | 生活描写と読書・観劇等の文化
私が住む「けいはんな市」は、関西学研都市で、中に色々研究施設があるが、私の家の近辺に「ハイタッチ・リサーチパーク」という施設群があって、今日その「祭2006」があり幾つかの施設が市民に開放されたので出かけてみた。実際には「けいはんな市」というのは存在しない。関西学研都市が京都、大阪、奈良の県境に三つの府県を含んだ形で出来たが、一つの行政のまとまりでないこともあって、町づくりでも「ぎくしゃくしたところ」もあり、私達は一つのまとまり願いも込めて「けいはんな市」と呼んでいる。道々「ビエンナーレ・ハイタッチ」という旗が多く立てられていたので、「そうか2年に一度の祭か」と思ったが、受付で聞くと、以前はそうであったが、ここ4年間やっていなくて・・、今回から「ハタッチ・リサーチパーク祭」にした、とのことだ。私と家内は、日本通信機器コミュニティパレス、福寿園CHA研究センターそして積水ハウス納得工房に行った。他に松下資料館(元PHP研究所)、きんでん京都研究所もオープンしていたがパスした。家族連れ、子供連れも多く来ていた。
せっかく学研都市で色々な研究施設が身近にあるのだから、2年に一遍とか4年に一遍とか言わず、日常的に交流できる仕組みが欲しい、と思った。
(写真は、空中写真のハイタッチ・リサーチパーク研究施設群、京都府木津町)
なお、この記事が、記念すべき2000コンテンツ目である。去年からほぼ15ヶ月、日に平均4.4コンテンツのアップである。ペースを一寸落とすつもりである。

お知らせーHGS100周年についてー

2006-10-21 | 地域居住学
私が今年イギリスのHGS設立100周年と勘違いして出かけたことを書いた。http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/63769bba80c6b0a36a30d74888af6bd3
で、高木さんに教えてもらったHGSのホームページを見ていたら、HGS新聞(秋号)があって、トップに来年の「100周年」のことが載っていた。パトロンが各分野で上がっているが、トップ・パトロンが女優のエリザベス・テイラーである。彼女は子供の頃にHGSに両親と兄と住んでいて近くの林で兄とかけめっぐった思い出を書いている。で、100周年のセレモニー・イベントのグランド・オープンは来年の5月2日で、場所は100年前の1907年5月2日から住まわれている「二戸一」のあるHampstead Wayの140-142番地の所だ。私達は、去年も今年もそこへは行った。私は、来年のその日に到底行かれない。ロンドン在住の高木さん、代わりに行ってよね。皆さんも、行ける人はどうぞ。エリザベス・テイラーに会えるかも・・。HGS新聞は次:http://www.hgs.org.uk/suburbnews/sn92/index.html
(写真は、HGSで1907年に最初に建てられた「二戸一」住宅、外壁にその旨の「表示」がある、いわゆる「ブルー・プラーク」ではないが・・、この家の前で来年5月2日に「HGSスタート100周年」記念式典が行われる。)

ギッタン、バッタン、 見える見えた

2006-10-21 | 言語・字・言語遊戯
昨日ラジオの高校講座(国語)で随筆「シーソー」のことをやっていた。栃木県では子供語で「ギッタン、バットン」と言うらしい。金沢では「ギッタン、バッタン」と言っていた。家内に聞いたら名古屋でも「ギッタン、バッタン」と言っていたようだ。各地で微妙に違うらしい。皆さんの所はどうでしたか。で、その随筆で、「シーソー」は英語で「Seesaw」であり、語源は、Seeは見える、sawは見えたであり、意味は「見える見えた」である、との話があり、「目からうろこ」であった。つまり、シーソーで上がったり下りたりするが、上がった時に視点が高くなり、屋根越しに山などが「見える?、見えた!」なのである。