西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

二重基準ー核クラブと世界ー

2006-10-11 | 時論、雑感
北朝鮮が地下核実験をした、として世界というか特に日本は右往左往している。国連でも、どう「制裁」するか、議論がすすんでいる。だけど、率直に言って、アメリカが核の親玉だが、「核拡散防止条約」では、米英仏中露の五カ国を「公認核クラブメンバー」としてそれ以外は駄目、と言っているのだから、自分で「悪いこと」やっておきながら他人には駄目、と言っているのと同じで、その五カ国は手前勝手と言われても仕方あるまい。こういうのを「二重基準」と言う。と言っても北朝鮮の核実験を容認しているのではない。
五カ国のみの独占はおかしいと、インド、パキスタン、イランが続き、北朝鮮もそれに加わっただけ、と言われると、アメリカはどう言い返すのかな。色々非難しても、それが方針転換(核廃棄)に有効にリンクしていないのでは、大小あれ「犬の遠吠え」である。今の「非難決議」は、そういう感じだが・・。
まあ、アメリカと言わず五カ国のどこでも、自分は止めるから貴方も止めて、と言えば説得力があるのになあ・・。

環境、人間との「つながり」ー五感交流のしやすさー

2006-10-11 | 地域居住学
 環境、人間とのつながり、という捉え方は、歴史とのつながりと合わせ、私が最近、焦点をあてて考えている捉え方の一つだ。で、「つながり」とは何か、といわれると中々捉え難いところもある。
最近、「超高層住宅は、何故おかしいのか」という小論を書き、ブログにも載せ、mixiの「まちづくりの達人!集まれ!」コミュニティにも「トピ」(トピックス、「レス」はレスポンス、付いていくには略語を覚える要がある)を立てた。小論は読まれた人もいると思うが再度引用しておく。http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/58eff9c143f6a537d183ec2bb56e6c1c
で、その小論に六つほど、超高層住宅がおかしい理由を列挙したが、mixiの議論で6番目の危機管理以外、捉え方が「主観的」と、ある人から言われた。
第一に、超高層住宅では地表環境、地表の人々との、いわば「五感交流が無理となる」といった理由をあげたが、厳密に実証されているかと言うと、そうではない。仮説的に言っているといえばそうである。でも、草花の香りや姿を感じたり、今だったら虫の音に耳を傾けたり、遊んでいるわが子をはっきりと確認したり、「おおーい、ご飯だよ」と言ったりできるのは、中層までではないか、と思う。何階まで行ったらこういうことが難しくなるかは、専門研究に委ねたい。意気に感じて研究する人いませんか。例えば、芦屋浜の超高層住宅で「実験的」研究は、できると思いますが・・。

ドラゴンズ、セ界制覇おめでとう!

2006-10-11 | 時論、雑感
中日ドラゴンズがジャイアンツを破り漸くセ・リーグ優勝を決めた。今回はすいすい優勝すると思いきや、最後に我が阪神タイガースが食い下がって面白くした。だが時既に遅しであった。勝負の世界に「もし」はないが、タイガースが、もしドラゴンズと互角に戦っていたらタイガースの優勝だったであろう。ドラゴンズがタイガースを徹底的に叩いた。右の川上源太郎、左の山本にほぼやられた。落合監督も、最後に阪神にひやひやした、と言っている。来年はテレコでタイガースだな!?