西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

安藤元夫君の思い出

2006-04-28 | 諸先生・諸先輩・同輩・諸後輩の思い出
昨日、安藤元夫君が亡くなったと奥さんから知らせがあった。享年62歳、胃がんだった。安藤君は近畿大学教授であったが、私が京大で助手の時に一寸年下の院生(三村浩史研究室)だった。非常に粘り強い性格で、友人の田中 明君が失踪した時、院生の先頭に立って捜索を指揮した姿が目に浮かぶ。その後、卒業して学位も取り近畿大学で活躍していた。阪神淡路大震災復興都市計画の仕事で日本建築学会賞を受けている。西山夘三先生が遺された資料を管理・活用する西山夘三記念すまいまちづくり文庫の現・理事長をしていた。奈良女子大学の院生のために特別レクチャーをしていただいたこともある。昨日、安藤君が亡くなった時刻(13時)頃に私は新井 満さんの「千の風になって」(ブログ昨日参照)を読んでいた。今から考えると「虫の知らせ」か。奥さんにその「千の風になって」をおくりたい。ご冥福をお祈りしたい。

告別式:4月29日(土)14時-15時(神式)
会場:公益社会館富雄
 (奈良市富雄北1-7-7、近鉄奈良線富雄駅から北へ徒歩5分、Tel0742-51-3581)