西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

小沢一郎と小泉純一郎

2006-04-11 | 時論、雑感
民主党では党首が前原誠司から小沢一郎に替わった。テレビで毎日放映していて民主党は多大の広告恩恵を受けたと言ってよい。ところで小沢一郎は元々自民党田中派、田中角栄の秘蔵っ子で40歳代で自民党幹事長をやっている。今の首相の小泉純一郎と小沢一郎は同じ昭和17年(1942年)生まれの同期、私より1歳年下、小沢は岩手県出身、小泉は神奈川県出身で田舎、都会と違っているが、同じ慶応大学の出身である。小沢も小泉も、ある意味で「原理主義」、短い言葉で国民にアピールしている。小泉については、きっこのブログのきっこさんは、川崎タクシーから莫大な献金を貰い、チェジュウとセクハラ、荒川静香とデート(歌劇ツーランドットの観劇)、けしからん、と言っている。詳しくは「きっこのブログ」参照だ。小泉は「自民党を壊す」と言っていたのに壊していないし、小沢は色々壊してきたが今度はどうなのだろうか。まあ二人とも「一郎」で、多分、彼等が生まれた昭和17年頃に鳩山一郎が活躍していたのにあやかったのではないか。私の一朗も字は若干違うが、昔、親父に聞いたら、鳩山一郎に因むが少し字を替えたと言っていた。

『建築史』の勉強と講義

2006-04-11 | 住まい・建築と庭
今年度、平安女学院大学の春学期に3,4回生に『建築史』を急遽教えることになった。興味はあるが、いわば素人だ。まあ学生にも言っているが「知ろうと」しているところは良い。教科書に「古典的」なものを選んだ。堀口捨巳、村田治郎、神代雄一郎、相川浩、川上貢共著『建築史』(オーム社)である。著者は全て東大、京大卒の工学博士で大先輩である。「これは、恐らく東大生も京大生も学んでいるテキストだから、しっかり負けないように勉強して欲しい」と言っておいた。毎週20頁位予習してこないと15回では終らない。西洋建築史、日本建築史、近代建築史5回づつだ。今日の私流の学生へのメッセージ:(1)歴史は、Hi-storyと言うように「心昂ぶる物語」である。テキストには建築図面、写真と難い説明があるが、皆がそこに登場する主人公として想像して読み学んで欲しい。(2)歴史を過去の干からびたものとするのではなく、Retro-future振り向けば未来、の精神で学んで欲しい。私自身もその精神で読み進めたい。

「離れ」のこと(1)

2006-04-11 | 金沢の思い出
子供の頃「離れ」は近所でも珍しいものだった。祖父・由森(よしもり)は、私が物心ついた頃には定年(当時は55歳か)で第二の仕事として金融業をしていたが、若い頃は銀行に勤めていた。少しは「お金儲け」が上手かったのか、聞くところでは借家が3軒あったが、戦後2軒となった。隣りと寺町の角の家である。又、ここに説明する「離れ」も作って「借間」とする心積もりだったようだ。実際に私が小学生の頃、自衛隊の幹部夫妻が借りていた。実は、金沢には戦前、陸軍の第九師団があって、「軍都」とも言えたようだ。戦後に金大付属高校の校舎になったのも陸軍営舎であった。その野田のほうに陸軍の営舎群や練兵場もあった。だから寺町台には大佐以上の将校家族の借家、借間が多くあったのだ。私の家の「離れ」6畳も借間になったのだ。しかし、後には高校時代、私と妹の部屋となった。