生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信902 ・日本丸の進路に決着をつける時――不信任案提出は6月1日か

2011-05-27 06:17:08 | 日記
おはようございます。あいた口がふさがらない。「原子炉への注水を止めたのは誰だ」と、あわや内閣の命運にも影響が出そうだった話が、実は「止めていなかった」でチョン。何をやってんだか。菅政権の実態を結果的にこれほど示したズッコロガシは、近年珍しいというか、バカバカしい限り。
生き生き箕面通信902(110527)をお届けします。

・日本丸の進路に決着をつける時――不信任案提出は6月1日か

 谷垣・自民党総裁が26日、「今国会で必ず不信任案を提出する」と明言しました。菅首相に対する不信任の機運が急速に高まってきました。首相自身はフランスでの主要8か国(G8)首脳会議で、冒頭発言を任されるなど破格の扱いですが、国内では「不信任」の空気が広がっています。

 要は、民主党党内の動きにかかってきました。とくに小沢系を中心にどこまで不信任に対する支持を広げられるか。

 それにしても菅首相はなにゆえポストにこだわるのでしょうか。「国民のため」を第一に考えるなら、自ら身を退くことが最善の選択です。なぜなら、日本のこの国難を切り抜ける政治的能力がないことを、日々、天下にさらし続けているからです。政治家たる者、出処進退が身上のはず。それを誤れば、自らの誇りに傷がつきます。菅首相は、その判断がお出来にならない。それほど政権欲の毒素が全身に回ってしまったようです。

 だから、不信任案が通れば、今度は「解散」へ突き進むでしょう。どこまでも、国民のことなど、二の次、三の次。かくして、日本丸は沈没する運命なのかもしれません。

 日本丸の進路を切り開くためには、小沢一郎氏を船底の座敷牢から解放し(党員資格停止を解除し)、日本復興に手腕を振るわせることだと信じています。

 しかし、いずれにしろ、政界のガラガラポンは避けられない。政界再編成です。総選挙が必要です。
日本の自立、平和憲法護持、再生可能エネルギーへの転換、支えあい社会の建設。この旗のもとに集まる勢力。もう一つの旗は、日米同盟深化、グローバリズム・市場主義優先、原発維持・推進、自己責任・強いものが勝ちの社会です。

 日本丸の進路について、そろそろ決着をつける時です。衆議院総選挙が必要です。