生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

2517 ・マイナンバーは、潰してしまえ!

2015-11-30 09:26:40 | 政治

 おはようございます。生き生き箕面通信2517(151130)をお届けします。

 ・マイナンバーは、潰してしまえ!

 安倍政権がやろうとしているマイナンバー制度は、結局、潰れるしか仕方のないもののようです。ともかく潰れるようにしかできていない。

 すでに、悪い奴が頑張って、たくさんのタネをばらまいています。しかも、それは毎日の新聞に出るようなものです。それほど沢山のタネが仕込まれています。

 では、どうすればいいのか。結局、悪い政権が、この制度を流通するようにすればするほど、この制度はさらに悪くなる。

 マイナンバー制度の根幹は、やはり「信用」しかない。その信用がかけていれば、マイナンバーはやはり間違えてしまう。

 マイナンバーは、結局はスウェーデンのように自分の所得が他の人にも分かるようにしなければならない。それには、まず自分の分から、他の人にも分かるようにすることが大事です。ここまで他の人が分かるようになりさえすれば、もう占めたもの。

 それがないアメリカや、韓国では、結局、コソ泥が入り込むことになります。


2516 ・民主党、衆院選とのダブル選に後れ

2015-11-29 09:58:19 | 政治

 おはようございます。生き生き箕面通信2516(151129)をお届けします。

 ・民主党、衆院選とのダブル選に後れ

 自民党の佐藤勉・国対委員長は昨日11月28日に、秋田県大仙市で講演し、「来年ダブル選挙があるかもしれない」と延べました。これは、次期参院選の来年7月にあたり、衆院選を持って来ようとするもので、ダブル選挙です。

 いまだ国対委員長が述べたというだけで騒ぐのは早計になりますが、すでに諸般の情勢はもう「待ったなし」です。むしろ、野党の側の遅れが目立ちます。

 民主党はすでにこの時点でかなり引き離されています。まだ民主党との衆院選候補者もまったく遅れに遅れています。もちろん、すでに他派との調整も進んでいません。

 本日11月29日の読売新聞では、「民主 滞る参院選共闘」と腐しています。「『おおさか』の全国擁立警戒」としているうえ、「共産と競合 8選挙区に」と、あちこちでぶつかっています。

 とくに、共産党は参院選調整に言及後も、改選数1の「1人区」で10人の候補予定者を決めました。これは、全国の1人区(32選挙区)で内定した候補予定者は26人に及び、民主党とは既に8選挙区が競合しています。こんな状態で、岡田克也代表が「自民党を利することになる。考え直してほしい」と取り下げを頼んでも、まず難しいでしょう。

 さらに、民主党が難しくしているのが、「解党はしない」と断言していることです。解党せずにこのまま現在の執行部で頑張ろうとすれば、結局は負けてしまう。

 しかし、民主党の執行部は、この体制で十分だから「つべこべいうな」のようです。先の衆院選で負けた時と全く同じです。何にも進歩していない。


2515 ・93歳の寂聴さんが語る「日本の平和への思い」

2015-11-28 09:44:27 | 政治

 おはようございます。生き生き箕面通信2515(151128)をお届けします。

 ・93歳の寂聴さんが語る「日本の平和への思い」

 京都の寂聴さんが昨年、がんに侵されました。しかし、がんは全身麻酔でしか乗り切れず、90歳を超えての麻酔は無理という判断だった。しかし、それをやり切ったのだ。

 今年は、「戦争法制」が戦われていました。京都からの長旅。それでも、会場へ行きました。「やっぱり、いま、行かなきゃ」という思いでした。国会の前で、「戦争は絶対にしてはいけない」と、叫びました。反戦の思い。「やはり、言った甲斐はあった」。

 寂聴さんは、「生き飽きた」と思っているようだ。しかし、いま93歳。これから100歳まで生きることを考えています。

 そして、いま取り組んでいるのが、「いのち」という文章です。エッセイではない。長編小説として書こうとしているようです。


2514 ・「報復の連鎖」を、なぜ断つことができないのか

2015-11-27 09:47:16 | 政治

 おはようございます。生き生き箕面通信2514(151127)をお届けします。

 ・「報復の連鎖」を、なぜ断つことができないのか

 アメリカの2001年9月11日のアルカイダと、今回の過激派組織「イスラム国」(IS)の根は一緒です。これは放送大学の高橋和夫さんが朝日新聞のオピニオンの欄などで繰り返し語っていたことです。

 高橋さんは「空爆は憎悪を生む」といいます。しかし、政治的なメッセージとしてやらざるを得ない。このままでは「報復と憎しみの連鎖」は断ち切れるかという問いには、結局、「断ち切れない」と答えざるを得ない。

 そしてこの欄のもう一人は、東京外国語大学教授の伊勢崎賢治さんで、「(報復の連鎖は)短期的な解決は無理です。では長期的にはどうするか」を考えなくてはならない。そして、「日本がやるべきことは民主的な国づくりに積極的に関わること。それしかありません」といいます。「中東での日本のイメージは、まだ良好です」と付け加えています。

 この二人が述べることは、「短期的には無理」。そして、長期的には、「おそらく非常にむずかしい」ということになります。

 それでも、まだやらざるを得ない。そしてかならず、転機はきます。その転機のために、かならず頑張るしかない。


2513 ・「崩れ去ろうとしている この世界に祈りを」と、インドのモデルの女性

2015-11-26 09:08:32 | 政治

 おはようございます。生き生き箕面通信2513(151126)をお届けします。

 ・「崩れ去ろうとしている、この世界に祈りを」と、インド人のモデルの女性

 パリ同時多発テロで、たくさんの人が街頭で祈りを捧げています。高橋源一郎さんとの本日の朝日新聞では「論壇時評」で、「祈りは誰のために祈るのか」です。

 高橋さんは、多くの人が隠すのでなければ、ここで一気に吐き出してしまいたいところでしょう。しかし、この紙片の一角では、やはりテロが表に出ることは隠さなければならない。テロは、この紙片の中では、隠すべきものなのだ。

 ただ、世界の中で、こういうことは言える。「パリのために祈りたいなら祈りなさい。でも 祈りを捧げられることのない もはや守るべき家すら持たない 世界の人びとにも 多くの祈りを」と。

 もしかすると、多分、この声は聞かれない。このテロの声は聞かされない。しかし、テロがなぜ起こったのか。テロが起きた理由は、なんだったのか。

 2001年の9月11日に、ニューヨークで二つのビルが攻撃機で破壊された。しかし、これは、テロから我々を守るという「立場」のためです。しかし、今はその戦いの後、結局、こうした世界が現出したわけです。