生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

2607 ・党名は「公募」で、と江田憲司氏

2016-02-29 10:05:49 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信2607(160229)をお届けします。

・党名は「公募」で、と江田憲司氏

 「民・維」連合の新党名について、維新の党の江田憲司・前代表は2月27日に記者団に「新党名は公募で」と語りました。江田氏は党名を検討する分科会の維新側の検討者であり、分科会は週明けに始まる予定で、「最初の分科会で認められれば、公募にかけたい」と話しました。

 党名に「民主」の名を残したいのは、民主のベテラン議員たちです。とくに、野田佳彦氏らが、関わっているそうですが、「とんでもない」ことです。野田氏は、もともと民主を大敗にした元凶者です。

 民主党が本当に党名を考えるなら、一からやり直した方がいい。みんなのなかから選ぶのは大賛成です。


2606 ・いくら民主党がダメでも、アベノミクスよりは増しか

2016-02-28 08:50:03 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信2606(160228)をお届けします。

・いくら民主党がダメでも、アベノミクスよりは増しか

 あんな安倍首相にコケにされるようではだめですね。民主党も本当に落ちたものです。安倍首相の打った経済政策は、ことごとく外れっぱなしです。もっとも酷いのは、安倍首相の2月15日の答弁で、「もし想定の利益が出ないようなら、当然支払いにも影響する」という“開き直り”です。

 年金というのは、人が一生働いて貯めたお金で老後を安心して暮らせるようにという社会福祉制度です。ところが、あろうことか安倍という人間はその社会福祉制度を自分の経済政策に使うという“便法”にしました。そのうえ、「お金は利益が出ないようなら、支払いにも影響する」というのです。

 さらに、安全保障政策という政策に手をつけ、これも「安保法制」という都合のいい形で戦争法制を始めました。しかも、エネルギー法制は、もっぱら原子力に頼るというとんでもない方向へ突っ走り始めました。

 この安倍首相竜のやり方なら、野党は黙っていても政権が手に入ってくるようなものですが、それがそうでもない。つまり、民主党政権のやり方は、安倍首相以上に悪いという判定です。

 しかし、安倍首相をこれ以上政権につけておくと、もっと悪い方向へ行きます。それなら、まだ増しなうちにひっくり返してしまわなければならない。

 綱紀がたるんだ安倍首相の下では、甘利・前経済担当相や高市総務相、高市総務相、丸川経済担当相のほか、バラク大統領を“奴隷”扱いにした丸山和也氏などどうしようもないほどの人間が緩み切っています。普通ならこれだけでも安倍政権に鉄槌が下ろうというものです。

 もうあと5か月足らずで参院選です。


2605 ・安倍首相の「0増6減」の”逃げ”と、アダムズ方式の「9増15減」

2016-02-27 09:18:22 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信2605(160227)をお届けします。

・安倍首相の「0増6減」の“逃げ”と、アダムズ方式の「9増15減」

 自民党は地方議員を多く抱えているため、「9増15減」は受け入れられないのが本音です。

ところが多くの衆院議員が原則「賛成」と打ち出したにもかかわらず、この諮問委員会の「9増15減」は風前の灯です。

 実際に打ち出されてみると、自民党は“ノー、ノー”ばかり。安倍首相もこれはなんとか回避しなければならないと、急きょ「20年先」に先送りすることになりました。しかし、これまでに最高裁の判決をどれだけ先送りしてきたか。それをさらに先送りにするのが“安倍方式”です。

 しかし、与党の公明党もアダムズ方式を受け入れるべきだとし、安倍首相のやり方には批判しています。民主党の岡田氏らは、あいかわらず数の論理に負けています。

 そうなると、次は大島理森衆院議長の裁定にかかるしかありません。行政、立法、司法の三権分立を唱えるためには、立法の衆院議員議長はそれなりの判断をしなければならないはずです。さて、どんな裁定くだしおかれるか。


2604 ・野党の「大合流」はオリーブの木を含め、生き延びる唯一の道です

2016-02-26 09:00:02 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信2604(160226)をお届けします。

・野党の「大合流」はオリーブの木を含め、生き延びる唯一の道です

 「民」と「維」が合流するだけでも大変でしたが、そのあとの「社民」や「生活」の党との合併もさらになお大変です。しかし、その合流も果たさなければならない。

 さもなくば、小沢一郎氏が前から提唱している「オリーブの木」しかないはずです。オリーブの木は、そもそもの政党はそのままで選挙協力を務めるものです。一緒に各政党が大合流を果たすのと、政党はそのままで「オリーブの木」を作るのとでは、統一候補を立てる点ではいっしょですが、政党はもとのままです。

 小沢氏が離れたのは、それまで政権与党だった民主党が消費増税を打ち出したためで、12年でした。それまでに民主の主流派からは、小沢氏の検察による「国策捜査」の疑いを晴らす努力が何もなされず、小沢氏を外に追いやる動きがありまなかでも、小沢氏を外に追い出す努力は、現在の岡田克也代表でした。そうしたことから、民主党の執行部は「小沢氏だけは合流させられない」と、かまびすしくしています。いまから思えば、あの消費増税が民主党をおかしくさせたのです。

 しかし、相手はジャイアントの自民党です。とても太刀打ちできませんから、野党はとにかく力を集めて、票で相手にかからなければなりません。野党は「大合流」で頑張るしかありません。


2603 ・理念は「格差是正」だ――「反安倍」超える価値を

2016-02-25 08:53:24 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信2603(160225)をお届けします。

・理念は「格差是正」だ――「反安倍」超える価値を

 理念なき合流とされる「民・維新」の合流について、今朝は朝日新聞が「『反安倍』超える価値を」と題する社説を掲げていました。

 そのなかで、同紙は「少子高齢化や財政難といった厳しい条件を考えると、取りうる政策の幅はそう広くはない」とし、そのなかでも先の党大会で強調した「多様な価値観」や「共生」が、キーワードになるのだろう、としています。

 しかし、「多様な価値観」や「共生」は、何もリベラルだけの目指すべき方向ではありません。自民だって、「多様な価値観」や「共生」はともに動けるワードです。

 少なくとも安倍首相を超える決定的なワードは、それこそ「格差是正」です。自民党は富裕層からの税を召し上げ、それを所得の低い人に回すという「税の公正性」を肯んじません。富裕層は富裕層で回すという仕組みがあり、低所得者はそれらから外れた所得のなかで回せばいいという考え方です。

 この「格差是正」は、世界的に見ても、低所得者の大勢となりつつあります。

 民・維新が合流した後には、社民あるいは生活の党と山本太郎となかまたちが続きます。それらも、「格差是正」は、大きな力になるはずです。しかも、このワードは、「世界の共通語」として通用できるはずです。あと5か月ほどです。頑張りましょう。