おはようございます。
生き生き箕面通信221(090630)をお届けします。
・「ハダカの王様」がいつまでも居座る情けなさ
今年も今日で前半が終わり、明日から後半に入るというまさに「タイム・イズ・アロー」(光陰、矢のごとし)です。しかし、梅雨空のようなうっとうしさにおおわれたまま時ばかりがべんべんと過ぎていく空しさがたまりません。
原因の一つは、麻生太郎首相の政権しがみつきです。解散の時期などについて尋ねられると、「私が適時適切に判断して、私が決めます」を何かのひとつ覚えのように繰り返すだけ。もう9月上旬の任期切れまでいくばくもないなかで、いまだに解散の時期ひとつ決められない「無能力」「ガバナンスの欠如」をさらけだしながら、口先だけはあたかも主導権を握っているような言動。
有権者は、世論調査の結果から見ても「早く総選挙を実施すべきだ。国民の声を反映しない内閣を重ね、いまだに郵政選挙の数によりかかっているだけの政権運営はいい加減にしてほしい」というところに集約されているといえます。そもそも、昨年秋に首相に選ばれたときは、早期に総選挙を行う「選挙用の人気の麻生」だったはずが、誤算続きのうちにドロ舟化して漂流を続けているのが、実情ではないですか。
とくにうっとうしいのは、街頭演説でいまだに「なまでこの面、見た人いるか~」と、自らの品格下げを演じていることです。そして、とってつけたように「ガハハ」と馬鹿笑い。「思わず、やめなよ」と、テレビに向かってつぶやいてしまいました。自分では「秋葉原では受けているんだよ」の感覚なのでしょうが、一国の総理大臣としていかにも底の浅い言説。今こそ必要な「政治家としての理念」には全く触れない」、あるいは本来、その理念など欠如しているという実態を有権者に見切られてしまった「ハダカの王様」ぶり。あ~あ、とため息が出ます。
民主主義は、国民の声が適時適切に反映されるシステムとして機能してこそ意味があるのでしたよね。解散権は総理の専権事項だから、国民の声など一切無視で、”伝家の宝刀”をサビつかせていいはずはありません。古くてすみませんが、「KY太郎さん、もう国民の空気を感じてくださいよ」。
こうした状態がつづくと、国民の不満のマグマはどんな形をとるか、いやな予感もよぎります。
生き生き箕面通信221(090630)をお届けします。
・「ハダカの王様」がいつまでも居座る情けなさ
今年も今日で前半が終わり、明日から後半に入るというまさに「タイム・イズ・アロー」(光陰、矢のごとし)です。しかし、梅雨空のようなうっとうしさにおおわれたまま時ばかりがべんべんと過ぎていく空しさがたまりません。
原因の一つは、麻生太郎首相の政権しがみつきです。解散の時期などについて尋ねられると、「私が適時適切に判断して、私が決めます」を何かのひとつ覚えのように繰り返すだけ。もう9月上旬の任期切れまでいくばくもないなかで、いまだに解散の時期ひとつ決められない「無能力」「ガバナンスの欠如」をさらけだしながら、口先だけはあたかも主導権を握っているような言動。
有権者は、世論調査の結果から見ても「早く総選挙を実施すべきだ。国民の声を反映しない内閣を重ね、いまだに郵政選挙の数によりかかっているだけの政権運営はいい加減にしてほしい」というところに集約されているといえます。そもそも、昨年秋に首相に選ばれたときは、早期に総選挙を行う「選挙用の人気の麻生」だったはずが、誤算続きのうちにドロ舟化して漂流を続けているのが、実情ではないですか。
とくにうっとうしいのは、街頭演説でいまだに「なまでこの面、見た人いるか~」と、自らの品格下げを演じていることです。そして、とってつけたように「ガハハ」と馬鹿笑い。「思わず、やめなよ」と、テレビに向かってつぶやいてしまいました。自分では「秋葉原では受けているんだよ」の感覚なのでしょうが、一国の総理大臣としていかにも底の浅い言説。今こそ必要な「政治家としての理念」には全く触れない」、あるいは本来、その理念など欠如しているという実態を有権者に見切られてしまった「ハダカの王様」ぶり。あ~あ、とため息が出ます。
民主主義は、国民の声が適時適切に反映されるシステムとして機能してこそ意味があるのでしたよね。解散権は総理の専権事項だから、国民の声など一切無視で、”伝家の宝刀”をサビつかせていいはずはありません。古くてすみませんが、「KY太郎さん、もう国民の空気を感じてくださいよ」。
こうした状態がつづくと、国民の不満のマグマはどんな形をとるか、いやな予感もよぎります。