おはようございます。「原発の広告塔」として知られていた勝間和代という女性評論家が、自分のブログで「私は間違っていた。これからは脱原発の立場に立ちます」と”転向”を表明し、ネット上で話題になっているようです。
生き生き箕面通信887(110512)をお届けします。
・「海のチェルノブイリ化」が始まった
福島原発3号機の問題が、少しずつ表面化し始めました。東京電力が昨日5月11日、ちょうど2か月の日に発表したところによると、「3号機取水口付近から、セシウム134などを含む高濃度の汚染水が海へ流出していた。濃度は3万7千ベクレルで、国が定める海水の基準の62万倍」だった。東電は「応急の流出防止策を講じた」とも。
原子炉格納容器内の温度が少しずつ上がり続けています。水を注げども注げども水位が上がらず、水温は以前より40度上がって130度へ。今の今も懸命に注水、放水を続けています。しかし、なかなか冷却がうまくいかない。制御不能への予兆を感じます。
高濃度汚染水は、どこにどの程度ありどこから海へ流れ出しているのか、まだ不明な部分があります。だから、流出個所が見つかれば、そこをふさぐという「もぐらたたき」の状態です。そして、徐々に日本の海が高濃度放射能で汚染され筒あります。県政権は、その実態をくわしく調べて事実を明らかにする義務があるはずです。しかし、「東電に任せている」のです。つまり「政府の責任ではない」という責任逃れです。
そうこうするうちにも、汚染された海水は海流の流れにしたがって広がっています。かつてのチェルノブイリの放射能は風の流れに乗って世界中にばらまかれました。日本の放射能は海流に乗っています。1年後には世界の海へ汚染が広がる「海のチェルノブイリ化」が心配されています。
世界の有名な芸術家や俳優、そして名のない人々も、今は日本に温かい義援金やメッセージを送ってくれています。大きな励ましと同情を寄せてくれています。
しかし、日本は「海のテロ国家」と見なされるようになるかもしれません。冷静に落ち着いてばかりではすまないようです。
生き生き箕面通信887(110512)をお届けします。
・「海のチェルノブイリ化」が始まった
福島原発3号機の問題が、少しずつ表面化し始めました。東京電力が昨日5月11日、ちょうど2か月の日に発表したところによると、「3号機取水口付近から、セシウム134などを含む高濃度の汚染水が海へ流出していた。濃度は3万7千ベクレルで、国が定める海水の基準の62万倍」だった。東電は「応急の流出防止策を講じた」とも。
原子炉格納容器内の温度が少しずつ上がり続けています。水を注げども注げども水位が上がらず、水温は以前より40度上がって130度へ。今の今も懸命に注水、放水を続けています。しかし、なかなか冷却がうまくいかない。制御不能への予兆を感じます。
高濃度汚染水は、どこにどの程度ありどこから海へ流れ出しているのか、まだ不明な部分があります。だから、流出個所が見つかれば、そこをふさぐという「もぐらたたき」の状態です。そして、徐々に日本の海が高濃度放射能で汚染され筒あります。県政権は、その実態をくわしく調べて事実を明らかにする義務があるはずです。しかし、「東電に任せている」のです。つまり「政府の責任ではない」という責任逃れです。
そうこうするうちにも、汚染された海水は海流の流れにしたがって広がっています。かつてのチェルノブイリの放射能は風の流れに乗って世界中にばらまかれました。日本の放射能は海流に乗っています。1年後には世界の海へ汚染が広がる「海のチェルノブイリ化」が心配されています。
世界の有名な芸術家や俳優、そして名のない人々も、今は日本に温かい義援金やメッセージを送ってくれています。大きな励ましと同情を寄せてくれています。
しかし、日本は「海のテロ国家」と見なされるようになるかもしれません。冷静に落ち着いてばかりではすまないようです。