生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

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生き生き箕面通信401 ・日本は「おもてなし世界一」の国柄へ

2010-01-06 07:07:30 | 日記
おはようございます。藤井財務相が辞任の方向となり、鳩山さんにはかなりの痛手です。
生き生き箕面通信401(100106)をお届けします。

・日本は「おもてなし世界一」の国柄へ
 日本という国は世界の中で「どのような立ち位置をとるのか」については、まだしっかりした国民的合意があるとは言いにくい状況ではないでしょうか。

 「平和国家」という抽象的な概念については、確かに幅広い支持があると思います。しかし、「平和国家」の具体的な中身はばらばら。「平和を獲得するために軍隊を海外へも派遣する」という例は、インド洋上であったり、ソマリアがあります。世界は「日本が軍隊を派遣した」として、評価しました。日本もその評価がほしくて、自衛隊を派遣したのです。それなら、ずっと戦争を続けているアメリカも「平和国家」ということになります。

 国民は、軍隊を海外へ派遣することに対して、次第に「慣らされて」きました。いまや「平和国家」へのこだわりもかなり低くなってきました。「できるだけ戦争をしたくない」程度にまで低下してきたといえそうです。「できるだけ戦争をしたくない」のなら、どの国も全く同じです。

 日本は、アメリカに強大な基地を提供し、その軍隊は朝鮮戦争で、あるいはベトナム戦争で、そしていまイラク、アフガン戦争にも深く関わっています。「こうした実際に戦闘をしている軍隊が日本にあるよ」ということをみせることが、「アメリカの傘の下」という実態です。それが日本の「平和国家」の真の姿です。

 今年は21世紀に入って最初の10年(ディーケード)の締めくくりの年です。真の「平和国家」として、再生をめざすよう努力したいものです。その場合の中身は「おもてなしの国」というのは、どうでしょう。わたしたち日本人は、温かくもてなす習慣を大切にしてきたはずです。それをもう一度見直して、積極的に「おもてなしの国」へ全力投球するようにしたいものだと思います。

 中国国家副主席の天皇会見問題では、まだ釈然としない空気が残っています。しかし、日本は「米中欧」との関係をよくすることに、全力で努力する必要に迫られています。特に中国とは切っても切れない関係が従来以上に強まっています。この国との良好な交流、交易なくして、日本の生きる道はないと断言できます。といって、「土下座外交」は排しなければならない。中国のポチに成り下がることだけはごめん蒙りたいと思います。「おもてなしの中で実益をとる」、それをウイン・ウインの関係へ育んでいく、そうした観点をはずしたくないものです。

 ことしは「おもてなし世界一」へのスタートの年になればと願っています。




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生き生き箕面通信400 ・宇宙の暗黒を満たしているなぞの物質の正体は?

2010-01-05 07:03:29 | 日記
おはようございます。「真空とは何か」について考えてみました。
生き生き箕面通信400(100105)をお届けします。

・宇宙の暗黒を満たしているなぞの物質の正体は?
 ぼくのブログが節目にあたる400回で、何をテーマに取り上げようかと考えていました。そうしたら、今朝の読売新聞にちょっと面白い特ダネを見つけました。宇宙のナゾを解く「暗黒物質」についてでした。見出しは「暗黒物質はヒッグス」で、「謎の2粒子 正体は同じ!?」と報じていました。

 宇宙は、たくさんの星々をのぞけば、「無の空間」とされてきました。つまり「空っぽ」とされてきたのです。ところが、「空っぽ」と言ったって、「何かがあるんやろ」、あるいは「無の空間とは何か」が長い間、謎とされてきました。宇宙を満たす謎の物質は「ダークマター(暗黒物質)」と名付けられ、その正体の解明が、世界の素粒子物理科学者のあいだで競われていたのです。

 一方、ノーベル賞学者、南部陽一郎博士は粒子「ヒッグス」の存在を予測していました。

 読売のニュースによると、「ダークマター」と「ヒッグス」は同じというのです。大阪大の細谷裕教授がまとめた新理論で明らかにしました。細谷教授は、昨年暮れに南部博士に直接説明し、「充分ありうる」と評価されたそうです。

 これによって、宇宙は4次元(3次元に時間を加える)ではなく、5次元以上あることになり、人工のブラックホールの創出も可能になるのだそうです。

 いま書店に並んでいる科学誌「ニュートン」2月号が、「宇宙を生んだ『無』の物理学」という特集を組んでいます。それによると、「無が素粒子を生み、宇宙を生んだ」としています。

 一生懸命に理解しようと取り組んだのですが、やっぱりダメでした。400回目のブログの結論は、情けないことに「理解不能」でした。「宇宙はナゾのままの方がロマンがあるんや。人間の叡智なんてたかがしれてる」といって、自分の愚かさを再認識した節目の回でした。



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生き生き箕面通信399 ・次の50年へ向け「平和の礎」づくりを始めましょう

2010-01-04 07:01:55 | 日記
おはようございます。今日は仕事始め。さあ、新しい日本づくりに取り掛かりましょう。
生き生き箕面通信399(100104)をお届けします。

・次の50年へ向け「平和の礎」づくりを始めましょう
 沖縄には、沖縄戦などで亡くなった全ての人々の氏名を刻み、世界の恒久平和実現を誓った祈念碑があります。平和祈念資料館におさめられた若い学生兵士の遺書、あるいはひめゆり学徒の手記には、胸つぶれ、こみ上げてくるものを抑えることができません。どんなことがあっても、再び武器を手に取ってはならないと誓う気持ちがわいてきます。

 今年は、日米安保改定50年。そして、いま政治の中枢にあるのは「日米同盟は日本にとっての機軸」という認識です。わずかに共産党だけが「異」を唱えていますが、「空理空論」扱いです。
 
 残念なのは、大手の新聞、つまりジャーナリズムが「日米安保は機軸」を、いまや再検討することもなくあたかも”自明の理”の前提として論を立てることです。

 例えば今朝の読売新聞の社説は「揺らぐ日米同盟を再建せよ」という1本仕立てで、「より迅速な部隊派遣を可能にするには、自衛隊の海外派遣に関する恒久法の制定が欠かせない。民主党は野党時代から恒久法に前向きだった。野党の自民党とも連携し、超党派で実現すべきだ」と主張しています。

 この社説の底流をなしているのは、冷戦時代と同じ「力の論理」、パワーゲームの思想です。仮想敵国を、当時のソ連から中国・北朝鮮に置き換えただけ。「普天間基地問題は、米側の主張通り、現行計画が『唯一、実現可能な選択肢』であることが分かるはずだ」「米軍は常に日本に駐留してこそ、有事への抑止力や即応能力を発揮できる。仮に在日米軍を大幅に削減する場合、その『力の空白』を誰がどう埋めるのか」と論調を続けています。

 この社説に欠けているのは、同じ読売の一面に掲載されたジョセフ・ナイ氏(元米国国防次官補)の時代認識です。ナイ氏は「世界が直面する諸問題を、米中だけで解決することなどできない。少なくとも日本と欧州が加わるG4、そしてG20という枠組みで考えないと意味がないだろう」と指摘しています。まず米中の「G2」が当たり前の論として展開されている現状を前提としていることです。いまや米中関係は、オバマ大統領が述べているように「戦略的パートナー」なのです。日本は「置いてきぼり」を食らう時代なのです。

 ぼくも、日米関係は大切だと思います。しかし、小泉首相(当時)がブッシュ大統領(当時)の前でロカビリー歌手の真似をしてみせたような「たいこ持ち外交」や「ポチ外交」など見たくもありません。

 日米安保改定50年を機に、「次の50年」へ向けた安全保障体制を、それは「世界平和に貢献する安全保障体制」を模索したいものです。



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生き生き箕面通信398 ・今年はCOP10、節目の年です

2010-01-03 08:17:17 | 日記
おはようございます。地球温暖化が進むと日本でもマラリアが流行することになるかもしれません。
生き生き箕面通信397(100103)をお届けします。

・今年はCOP10、節目の年です
 COP10という極めて重要な国際会議が今年10月、名古屋で開かれます。しかし、正月3日間の新聞を見ても、目立った扱いはほとんどなく、無関心の状況です。

 COP10は、国連生物多様性条約第10回締約国会議という長たらしい名前ですが、要するに地球上の多くの種が激減していく現状を食い止め、生物の多様性を回復しようとめざす会議です。宇宙船地球号」に乗り合わせた人間を含む生物が、自らの基盤である地球号の危機に立ち向かおうとする積極的な意義を持つ会議が開かれ、日本は議長国を務める大事な役回りを担っています。

 地球上では、人類という種だけが独り勝ちし、象やライオン、今年の干支のトラも、あるいは海の鯨といった大型動物でさえ種の保存を脅かされ、あるいは絶滅の危機にあります。しかも人類だけはすさまじい勢いで増え続け、2050年には90億人を超えるのは確実です。いまや人類の存在そのものが、地球の危機を促進しているといっても過言ではありません。

 名古屋でのCOP10では、02年にオランダ・ハーグでのCOP6で決めた「生物多様性の損失速度を著しく減少させる目標」を検証し、新たな目標を決めるのが重要な議題です。

 生物の多様性は、種の多様性を確保することはもちろん、生態系の多様性(さまざまな生態系があること)、遺伝子の多様性(それぞれの種の中でも個体差があること)を担保することが求められます。

 しかし、人間がいまのように物質的な豊かさを追い求める限り、多様性は破壊され続けることにならざるをえないのではないでしょうか。つまり、私たちはいますぐにでも、「モノの豊かさ」から決別するライフスタイルを選択すべき時期に直面しているのではないかと思われます。




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生き生き箕面通信396 ・新しい時代に対応する社説を望みます

2010-01-02 08:08:09 | 日記
おはようございます。今日は、読売新聞の元旦の社説について、真のジャーナリズムを問う立場から、検討します。
生き生き箕面通信396(100102)をお届けします。

・新しい時代に対応する社説を望みます
 読売の元旦社説のタイトルは「『ニッポン漂流』を回避しよう―今ある危機を乗り越えて」でした。タイトルから判断する限り、極めてまともな問題意識と見えました。ところが中を読んで、著しい認識の差を感じました。

 社説はいいます。「日本が進むべき道は何か。どんな国造りを目指すのか。新しい国家像をどう描くのか。危機を乗り越える具体的な処方箋とともに、骨太な国家戦略を示すこと、それが政治に課された責任である」と。全くその通りと思う指摘です。日本の安全保障政策、医療・介護などの福祉政策、それを実現可能にする経済政策。いまの連立政権は、その骨太の戦略を国民に見える形で示す義務があります。

 ただ同時に思うのは、ではこのような時に果たすべきジャーナリズムの役割は何か、です。社説は「日米機軸が国益に沿う」として、「日米同盟は日本の安全保障の生命線だ」と断言しています。そして”仮想敵国”という語こそ避けたものの、北朝鮮と中国の国名を挙げ、脅威としています。ここまでは、少なからぬ人が同じような考えを持っているのかもしれません。

 しかし、「それなのに、東アジア共同体構想を掲げ、米国離れを志向する鳩山首相の言動は極めて危うい」と断定する段にいたっては、時代の捉え方の大きな差を感じます。ぼくは、これからはアジアが成長のセンターであり、中国を含む地域との交流の中にこそ「日本の生きる道」があると信じます。

 アメリカは、財政が行き詰まり、ドルの弱さが示すように、凋落傾向をたどらざるを得ない。いわば”ドロ舟化”しつつあります。そこにしがみついているのは危険でさえあると思います。長期的には、東アジアの相互安全保障体制をこそ模索する時代になってきているのではないでしょうか。

 「55年体制には功罪があるが、日米同盟に基づいて日本の平和を確保し、自民党一党支配による政局の安定と、それに伴う経済成長の基を築いたことは間違いない」と、55年体制を高く評価し、それから抜け出る発想を欠いているのも、社説の特長です。

 「公共事業は『土建国家』の悪玉施策と言わんばかりである。吟味は必要だが、地方が疲弊しているときに、即効性が高い公共事業の活用も大切だ」とも強調しています。しかし、過去10年、20年、自民党政権のもとで、その政策をやってきた結果、経済は疲弊し、借金ばかりが積み上がったのではないか、と思います。まだ公共事業に頼って、借金を増やし続けろというのでしょうか。

 昨年の政権交代は、時代の変化になんとか間に合った「チェンジ」です。菅直人・副総理が言う「革命」なのです。革命的変化をするためには、それも無血で進めるには、時間がかかります。ときにはマヌーバー的優柔不断も高度な政治手法となります。

 ジャーナリズムには、世界の時代の流れを見極めた言論の展開をお願いしたいと思います。



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