おはようございます。藤井財務相が辞任の方向となり、鳩山さんにはかなりの痛手です。
生き生き箕面通信401(100106)をお届けします。
・日本は「おもてなし世界一」の国柄へ
日本という国は世界の中で「どのような立ち位置をとるのか」については、まだしっかりした国民的合意があるとは言いにくい状況ではないでしょうか。
「平和国家」という抽象的な概念については、確かに幅広い支持があると思います。しかし、「平和国家」の具体的な中身はばらばら。「平和を獲得するために軍隊を海外へも派遣する」という例は、インド洋上であったり、ソマリアがあります。世界は「日本が軍隊を派遣した」として、評価しました。日本もその評価がほしくて、自衛隊を派遣したのです。それなら、ずっと戦争を続けているアメリカも「平和国家」ということになります。
国民は、軍隊を海外へ派遣することに対して、次第に「慣らされて」きました。いまや「平和国家」へのこだわりもかなり低くなってきました。「できるだけ戦争をしたくない」程度にまで低下してきたといえそうです。「できるだけ戦争をしたくない」のなら、どの国も全く同じです。
日本は、アメリカに強大な基地を提供し、その軍隊は朝鮮戦争で、あるいはベトナム戦争で、そしていまイラク、アフガン戦争にも深く関わっています。「こうした実際に戦闘をしている軍隊が日本にあるよ」ということをみせることが、「アメリカの傘の下」という実態です。それが日本の「平和国家」の真の姿です。
今年は21世紀に入って最初の10年(ディーケード)の締めくくりの年です。真の「平和国家」として、再生をめざすよう努力したいものです。その場合の中身は「おもてなしの国」というのは、どうでしょう。わたしたち日本人は、温かくもてなす習慣を大切にしてきたはずです。それをもう一度見直して、積極的に「おもてなしの国」へ全力投球するようにしたいものだと思います。
中国国家副主席の天皇会見問題では、まだ釈然としない空気が残っています。しかし、日本は「米中欧」との関係をよくすることに、全力で努力する必要に迫られています。特に中国とは切っても切れない関係が従来以上に強まっています。この国との良好な交流、交易なくして、日本の生きる道はないと断言できます。といって、「土下座外交」は排しなければならない。中国のポチに成り下がることだけはごめん蒙りたいと思います。「おもてなしの中で実益をとる」、それをウイン・ウインの関係へ育んでいく、そうした観点をはずしたくないものです。
ことしは「おもてなし世界一」へのスタートの年になればと願っています。
生き生き箕面通信401(100106)をお届けします。
・日本は「おもてなし世界一」の国柄へ
日本という国は世界の中で「どのような立ち位置をとるのか」については、まだしっかりした国民的合意があるとは言いにくい状況ではないでしょうか。
「平和国家」という抽象的な概念については、確かに幅広い支持があると思います。しかし、「平和国家」の具体的な中身はばらばら。「平和を獲得するために軍隊を海外へも派遣する」という例は、インド洋上であったり、ソマリアがあります。世界は「日本が軍隊を派遣した」として、評価しました。日本もその評価がほしくて、自衛隊を派遣したのです。それなら、ずっと戦争を続けているアメリカも「平和国家」ということになります。
国民は、軍隊を海外へ派遣することに対して、次第に「慣らされて」きました。いまや「平和国家」へのこだわりもかなり低くなってきました。「できるだけ戦争をしたくない」程度にまで低下してきたといえそうです。「できるだけ戦争をしたくない」のなら、どの国も全く同じです。
日本は、アメリカに強大な基地を提供し、その軍隊は朝鮮戦争で、あるいはベトナム戦争で、そしていまイラク、アフガン戦争にも深く関わっています。「こうした実際に戦闘をしている軍隊が日本にあるよ」ということをみせることが、「アメリカの傘の下」という実態です。それが日本の「平和国家」の真の姿です。
今年は21世紀に入って最初の10年(ディーケード)の締めくくりの年です。真の「平和国家」として、再生をめざすよう努力したいものです。その場合の中身は「おもてなしの国」というのは、どうでしょう。わたしたち日本人は、温かくもてなす習慣を大切にしてきたはずです。それをもう一度見直して、積極的に「おもてなしの国」へ全力投球するようにしたいものだと思います。
中国国家副主席の天皇会見問題では、まだ釈然としない空気が残っています。しかし、日本は「米中欧」との関係をよくすることに、全力で努力する必要に迫られています。特に中国とは切っても切れない関係が従来以上に強まっています。この国との良好な交流、交易なくして、日本の生きる道はないと断言できます。といって、「土下座外交」は排しなければならない。中国のポチに成り下がることだけはごめん蒙りたいと思います。「おもてなしの中で実益をとる」、それをウイン・ウインの関係へ育んでいく、そうした観点をはずしたくないものです。
ことしは「おもてなし世界一」へのスタートの年になればと願っています。