おはようございます。「ムバラク独裁体制を倒せ」と立ち上がった「エジプトの民衆革命」に共感します。アフリカにネットを通じて民主化の波が広がっています。その波は、中国まで届くでしょうか。
いきいき箕面通信786(110131)をお届けします。
・「私は屈しない」――特捜検察との戦い
「私は屈しない」という今日夜9時からのテレビ番組(4ch)に期待します。民放テレビにもジャーナリズム魂が残っていることを、久々に確認できるのではないかという期待もあります。
内容は、厚労省元局長の村木厚子さんの冤罪事件です。ジャーナリストの江川紹子さんが月刊誌に掲載した手記をもとにドラマ化したものと、今朝の新聞のテレビ案内欄で紹介されています。ぼくは、江川紹子さんは本物のジャーナリストと敬意を表してるので、仕上がりも期待に応えてくれるものと思っているのです。
ことはよく知られているように、検察の強引なでっちあげでした。大阪地検特捜部の前田主任検事は、証拠のフロッピーディスクを改ざんしてまで、前途有為な人間を社会的に抹殺しようとしました。
この問題は、検察の例外的な事件ではなく、戦前からずっと今日まで続いてきた検察の体質そのものから発した根の深い案件だということです。それが、どこまでえぐり出せているか。江川さんが、根の深い検察の体質そのものにどこまで迫れたかという手記のレベルと、それをドラマ化するにあたっての制作局側の制約、つまり検察へのおもんぱかりとスポンサーへの配慮などを超えて、どこまで真実を放映できるか、それに注目したいと思っています。
最近はほとぼりもさめて、検察改革をめざす熱意も低くなってしまったようです。わたしたち日本人によくある「熱しやすく冷めやすい」傾向がこの大事な検察改革にも影を落としてきました。
村木さんが訴える「前面可視化」も、いつの間にかうやむやにされる流れです。精々、一部可視化という最悪の結論でお茶を濁されそうです。「一部可視化」となれば、検察に都合のいいところだけを切り張り編集して事実を捻じ曲げる検察のための「可視化」になります。
本当の巨悪を封じる司法へと鍛えるには、やはり市民の強い関心が継続的に維持されることが不可欠です。そうでなければ、せっかくの検察改革の機会を失ってしまうと心配なのです。そうした時期だけに、このタイミングでの「私は屈しない」には大きな意味を感じます。
いきいき箕面通信786(110131)をお届けします。
・「私は屈しない」――特捜検察との戦い
「私は屈しない」という今日夜9時からのテレビ番組(4ch)に期待します。民放テレビにもジャーナリズム魂が残っていることを、久々に確認できるのではないかという期待もあります。
内容は、厚労省元局長の村木厚子さんの冤罪事件です。ジャーナリストの江川紹子さんが月刊誌に掲載した手記をもとにドラマ化したものと、今朝の新聞のテレビ案内欄で紹介されています。ぼくは、江川紹子さんは本物のジャーナリストと敬意を表してるので、仕上がりも期待に応えてくれるものと思っているのです。
ことはよく知られているように、検察の強引なでっちあげでした。大阪地検特捜部の前田主任検事は、証拠のフロッピーディスクを改ざんしてまで、前途有為な人間を社会的に抹殺しようとしました。
この問題は、検察の例外的な事件ではなく、戦前からずっと今日まで続いてきた検察の体質そのものから発した根の深い案件だということです。それが、どこまでえぐり出せているか。江川さんが、根の深い検察の体質そのものにどこまで迫れたかという手記のレベルと、それをドラマ化するにあたっての制作局側の制約、つまり検察へのおもんぱかりとスポンサーへの配慮などを超えて、どこまで真実を放映できるか、それに注目したいと思っています。
最近はほとぼりもさめて、検察改革をめざす熱意も低くなってしまったようです。わたしたち日本人によくある「熱しやすく冷めやすい」傾向がこの大事な検察改革にも影を落としてきました。
村木さんが訴える「前面可視化」も、いつの間にかうやむやにされる流れです。精々、一部可視化という最悪の結論でお茶を濁されそうです。「一部可視化」となれば、検察に都合のいいところだけを切り張り編集して事実を捻じ曲げる検察のための「可視化」になります。
本当の巨悪を封じる司法へと鍛えるには、やはり市民の強い関心が継続的に維持されることが不可欠です。そうでなければ、せっかくの検察改革の機会を失ってしまうと心配なのです。そうした時期だけに、このタイミングでの「私は屈しない」には大きな意味を感じます。