生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信737 ・”茨城ショック”で本日の民主役員会は?

2010-12-13 06:32:09 | 日記
おはようございます。政権政党がゴタゴタばかり続けているのを、官僚は馬鹿にして見ています。馬鹿にされている状態でまともな政権などかないません。
生き生き箕面通信737(101213)をお届けします。

・”茨城ショック”で本日の民主役員会は?

 昨日行われた茨城県議選は、民主党が惨敗、連敗の流れを止められず、執行部に大ショックを与えました。来春の統一地方選の前哨戦と位置づけられ、岡田幹事長がとりわけ力をいれ、みずからを含め幹部が連日足を運んでテコ入れしましたが、有権者からは見放されました。

 民主党は現有議席の倍増をねらいました。しかし、現有の6議席維持がやっとの状態で、せめて「複数」との水準にも達しませんでした。もっとも保守王国といわれるところで、自民党も現有の45議席から6議席減らし、39議席にとどまりました。

 「現在の民主党政権は、政権の体をなしていない」というのが、有権者の大方の思いではないでしょうか。この国をどのようにい良くしていこうとしているのか、何をしようとしているのか、まったく見えないという不満が充満しています。

 現執行部は、「小沢問題が足を引っ張っている」と見ており、今日の役員会でも小沢氏の「国会招致」を多数決で押し切る方針を固め、「小沢切り」に踏み切りました。岡田幹事長らは菅首相と協議した結果、「小沢氏が党を割るなら割ってもいい」とまで、ハラをくくりました。筋違いのハラのくくり方であることに気がつかない道化ぶりです。

 ともかく、「小沢さえ切れば、支持率は回復する。ともかく小沢がお荷物だ」と考えています。だから、自分たちが「政権交代の期待、自民党と違う政策遂行の面で有権者を裏切っている」と認識できません。これでは、来春の統一地方選に向けて、手の打ちようもありません。結果は明らかに惨敗となります。

 そうした見通しのもと、本日の民主党役員会はどんな結論を出すのでしょうか。いずれにせよ、政界再編のマグマは沸騰しはじめています。