カルテ番号 そ・6 (5)
車から降りるのに決心が必要だった。
治療院に入るのが嫌なのではない。
嫌な感じはないのだ。
だが、入りたくない意識がある。
入るのに抵抗する意識があった。
それでも玄関の戸を開けた。
「どうぞぉ」
間の抜けたような声がした。
そして、入った瞬間から抵抗していた意識が消えた。
急に目の前が明るくなった気がする。
これが気功?何だか不思議な気持ちだった。
簡単な記入をして、早速始めるという。
話は気功を受けながらして下さい、という。
私が来た理由も訊かずにするのか?
それでいいのか?
それでも、仰向けになって頭に手を置いてから、今の状態を訊かれた。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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