カルテ番号 せ・14 (14)
やがて依頼した時間が来てしまった。
「気持ちよかったです。でもまだまだ聞きたい事があります。
次もまたお話しながらよろしくお願いします」
身体は確かに軽くなっていた。
運転に気を付けて帰って下さいと言われ、丁寧な運転を意識しながら帰った。
仕事から帰った関谷守は妻の表情が明るい事に気付いた。
「気功、よかったみたいだな。顔が明るいぞ」
「あら?私も暗かったのかしら?」
「暗くはなかったけど、何だかそんな気がしたんだ」
いつも妻の表情とか態度に気付かない夫が、そう言ってくれた事が嬉しかった。
「また、行ってみようと思うけど、いいかしら?」
「今度は二人で申し込むか」
「行くのは一緒でもいいけど、私が受ける日は一人の方がゆっくりできるわ」
「ん。わかった」
この夫は、そういう事に執着しない。そこがいいところだ。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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