カルテ番号 そ・6 (6)
宗田泉は2ヶ月前から急に元気が無くなった事を話した。
「その直前に何処かに行きませんでしたか?
例えば、遺跡とか小さな古い神社とか」
正に初めての古く小さい神社の境内で一日を過ごしていた。
「行きました。私神社巡りが好きになって、アチコチに行っています」
宗田泉は今まで、祟りとか霊とか信じないで生きてきた。
TVなど、冷静にみていればヤラセだと判る事が多い。
お笑いタレントやただ若いだけの女の子に悲鳴をあげさせているのだ。
そこに、いかにも怪しげな霊能者という人が加わり、それらしい話をする。
どうみても、ヤラセだろう。
だから神社の祟りなどと言うのなら、この院長も怪しいと思った。
「何故、神社が建てられるのか知っていますか?」
そう言われると、今まで考えた事がなかった。
「神様を祭って、その象徴として建てたのだと思います。
昔は自然災害や疫病などを避けるには神様頼みしかなかったから」
「そういう神社も多いでしょうね。
最初から人が意図して建てた神社ですね」
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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