水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「風間陽水の依頼簿(カルテ)・190」

2014-04-25 19:28:58 | Weblog



カルテ番号 そ・6 (9)

風間陽水は考えながら話を続けた。
「宗田さんはこういう話を信じない方ですよね。
信じる、信じないはどうでもいいのです。
ここは不調和が治り難い人を回復するようにお手伝いする場所です。
だから理屈でなく、宗田さんが元気になればいいわけです。
ただし、元気になったら、少しだけ考え方、生き方を柔らかくして下さい。
そうでないと、また同じ事が起こってしまいますから」

宗田泉は今、頭に手を当てられている。
だが、首から下の身体の中で何かが動くのが判る。
しかも、それが嫌がって逃げているような気がする。
まるで、身体の中で戦いが起こっている。
いや、戦いになっていない。
一方的に嫌がって逃げているモノがある。

「先生、何か身体の中にいるのですか?」
「いる、といえばいるし・・・
でも大丈夫ですよ。消えてしまうと思いますよ」
そうなのだ。
身体のアチコチに逃げるように移動するのだが、小さくなっている。
これも気功の影響?

(登場する人物・組織・その他はフィックションです)


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