埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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定借レターNO1.アフォーダブル住宅はサステイナブル

2011-06-20 10:03:08 | Weblog

去る4/27発行の定借レターを首都圏定期借地借家推進機構の事務局長の勝倉様から頂き、過日改めて見たところ

東日本大震災から学ぶ教訓として、アフォーダブル住宅はサステイナブルと言う題で上記機構の顧問をされ、住宅研究所代表の一級建築士で経営学博士でもある倉田剛先生の文にお目にかかりました、不勉強の私は、アフォーダブル住宅の意味さえ分からずITで調べてみると、affordable住宅とは、値段がてごろで取得可能な、あるいは賃貸可能な住宅、住宅価格・家賃水準の上昇に対応する政策の目標とされている、と出ておりしました。そして先生は次のように書かれていました。私は素晴らしと思いましたので一部をご紹介させて頂きます。

東日本大震災の残した傷跡が癒える事はない。改めて、暮らしの場所についても考え直す機会である。筆者は、かねてから“アフォーダブル住宅”を勧めている。それは「手頃な規模で、必要最小限の設備が整った、お手軽な値段のイエ」である。「身の丈にあったイエ」「背伸びしないイエ」とも言い換えられる。最初から最新設備が装備された完成品のイエではなくて、住み手の好みや事情に合わせながら増改築したり減築したりするバリアブルなイエである。お仕着せのイエではなくて、家族の変化や暮らしに合わせながら自由に生活空間を変えていけるイエに住む方が、スローでエコロジカルなライフスタイルに思える。だから新築住宅よりも、むしろ中古住宅を購入する方が好都合である。取り壊すイエを見つけたら、その部材をもらい受けてきて再利用したらいい。そうしたサバイバルな“イエづくり”には環境負荷の軽減効化を評価して補助金や税制優遇措置が講じられていたならば、なお結構な話である。イエの場合も、「資産評価額(相場)」から「負債額(借入)」を差し引いた残高が「真正な資産(エクイテイ)である。イエは、ローン残債」に反比例して「自己持分」が増えてくる。だからアフォーダブルなイエがいい。肝心の「土地」だが、住みたい場所を見つけたら定期借地権で借地するといい。土地を持たなくても、住みたい場所に地代負担で暮らせる「定借住宅」ならば申し分はない。借地にイエを建てる選択ならば、大震災が起きた場合でも失うのはイエだけである。そのイエも、残債が無ければずいぶん気が楽になる。極端な話だが、イエの地盤が陥没したり液状化したりしても借地であれば負担感も軽い。政府は、津波の被害を受けた住宅地区の土地を、復興までの間、定期借地権で借り上げる方針である。新たな防災計画に沿った街づくりを構想していることと、支払われる借地料(地代)で被災者の生活再建の支援を目論んでいる。

以上の通りでした。私は建築士様だから、イエにたいする発想が自由なのかな?と感心しました。地震や津波にも負けないイエづくりの一隅を照らす光のようにも感じました。

 

㈱市川不動産