埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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北浜良治君の展覧会

2018-04-28 12:38:01 | Weblog

去る4/14目黒区民ギャラリーで、開かれたた。ゆうの会・徹彩会合同展覧会に、我々S29四国坂出高校の同窓生の一人北浜良治君〈京大工学部卒・旭化成研究所長〉が参加しているので、いつも有志の同窓会を兼ねて10数人が集まり、絵画鑑賞後は近くのレストランで昼食を取りながら雑談し、別れる習慣になっています。

 昨年は行く途中、目黒川の桜が満開の時で、写真を撮りながらゆきましたが、今年は桜の方が10日速く満開となり、散った後で残念でした。でも東京都の桜の名所の一つに目黒川の桜があったことを知ったのはこの会のおかげすし、私は一週間前の休日に千鳥ヶ淵の満開の桜見物に行っていたので、悔いはありませんでした。

 当日は皆に会えるとあって、朝九時に出発したのに、途中私の近況報告資料を取りに会社に立ち寄ったり目黒駅で出口を間違えたりしたので、心不全で退院後間もなかったので、ふらふらし低血圧で倒れるよりはまし、とタクシーで乗り付けたら、金持ちだからタクシーできたのか?とひやかされましたが、主催者側の北浜君も自宅からタクシーできたのだと聞きホットしました、でも東京のタクシーの最低料金が460円にさがったことも知っていたので、その気分を味わおうと思ったのですが、途中迂回、迂回の連続で、結局700円以上となり、460円の気分は味わえませんでした。

 北浜君の絵は、1.気の世界F4(若葉風 なびきて舞うや 気の世界)と 6.夢10F(冬帽子編む娘(子)の夢や 作家かな)と7.春の光 F15(臥す裸婦や 春光あびて 夢宇宙)が特に私の心を打ちました、一昨年から、ここに集ってくる友人の2名から彼が俳句を一緒にやろうよと誘われていたのは知っていましたが、昨年からは、自作の俳句が添えられていて自分が絵を描いた時の心境が感じられるように工夫されていました。その俳句が( )の中のものです。

そして1.の気の世界は、昨年よりは小ぶりなF4号サイズでしたガ、昨年から持ち越しのテーマで、彼が目標としていた、体の中から気の雰囲気出ている感じがあり、素晴らしいと思いました。

 6.夢10Fは、多分お孫様をモデルにして描がいているのではないかと思いましたが、その目で見ると、お孫さんの成長ぶりも伺えて幸せそうな家族関係まで推測可能な作品で見ていて楽しくなりました。

 7.春光F15でしかも力強いタッチで私などには遠く及ばない、スバラシーと思わず息をのむほどでした。(彼の裸婦の絵をみたのは今年で3枚目でした。)彼が自己努力で毎年実力をつけているのが分かるし最近は俳句の勉強もしているのを見て、退職後もいい趣味を見つけて努力している姿勢には頭の下がる思いです。

 というのは私も彼の刺激を受け4~5年前からユーキャンの水彩画の通信教育を受けているので、自分では、前よりは少しはましになったか?位いですが、他人の絵は自分の絵よりわかり安いのです。今年は私も日美展に出品しろとおしりを叩かれていますが、昨年の展覧会を見ているので、私などの出番がない事は百も承知です。でも出品要綱を取り寄せて見ると、F10号がポプュラ―サイズのように思えて、食事会の時に北浜君に聞いてみると全くその通りなので安心しました。しかし日美展は同じユーキャンが関係しているのに展覧会関係は別会社が経営しており画用紙サイズも違うものが販売されているし絵の具も12色でいつもの(24色)と勝手がちがうので、要綱を見てびっくりしました。せめて添削コースを学習中の者にだけでも来年の日美展ではF10が一番多い作品群だ位は自然誘導して欲しかった様な気がして、何かちょっと裏切られたような気がしました。頭を冷やして考えるには良い機会だと思い反省しました。F1号は絵葉書サイズという事も今回教えてもらいました。

 私が小4の時父は旧満州国新京特別市祝町で洋画材料額縁店を経営しておりましたので、毎日絵描きさんが来店されていました。新京には画材店がうちともう一軒しかなかったので,満展(旧満州国新京展覧会)の時などは、梅原龍三郎画伯や学生時代の三岸節子さん等が来店したこともあると母に聞いたことがあります。私も最後の趣味として父親の生業であった絵を趣味として学ぼうと、ユーキャンの水彩画教室の教えを受ける気になったのです。でも毎回添削用の画用紙はF10よりも小さいサイズなので今回驚いたのですが、今年は画材と絵の具のみの入手に止め置く事にしました。我々の指導教官が日美展の水彩画の審査員という事なので、少し甘えもあったのかもしれないと反省しています。自分でもこれをと思うまでは出さない事にしました。いつの事やら?でも通信教育も展覧会も主催者が違う法人が経営しているのにはびっくりしました。

   ㈱市川不動産