去る7/21の日経に「オワハラ」と言うタイトルが出ていましたが、私はその言葉を知らなかったので早速その記事を読むと経団連加盟企業等の採用活動解禁を4月から6月まで後ろにずらした2015年頃から広がり始め、「就活終われハラスメント=オワハラ」という造語も生まれた。人手不足のなか、「売り手市場」が続く就活戦線で早く「優秀な学生を確保したい」という企業の焦りが背景にある。
―中楽―内定と引き替えに就活をやめるよう迫る。「オワハラ」を代行するエージェントも登場しているという。
「6月1日から1週間、内定者研修がある」。京都市の私立大の男子学生(22)は5月下旬、選考を受けた商社から一通のメールを浮けとった。他社の面接予定があることを使用担当者に電話で伝えると「研修に参加しないと内定を出せない。他社の選考は辞退して欲しい」と迫られた。
―中略―解禁前から「面談」や「インターン」名目で事実上の選考を始めている企業が多い。
全く、学生を一杯取りたい大手企業のやりそうなことだ。でもそれを堂々と公表出来る学生も少ない。日本は官僚や国会議員も悪いが大手企業も悪い。いつも業法の隙をついて行動するのは大手なのだ。
学生が憤るのも無理はない。就職戦線にも公正取引委員会が目を光らせなければ、一生を棒に振る学生がでるのではないか?と思います。
(株)市川不動産