埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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ネットがもたらす流通業の大量閉店時代

2015-05-31 09:37:01 | Weblog

去る5/28の日経社説では、ネットがもたらす流通業の大量閉店時代のタイトルのもと、5/24日にも報道された、家電量販大手のヤマダ電機が約50店を閉店すると社説でとりあげました。不採算店を整理し体質を強化する狙いだとはいえ、同社以外にも、今年に入り大手流通で大量閉店が相次ぐ。共通するのはインターネットの影響だ。

20年ぐらい前には、アメリカを見習った、地方や郊外の道路沿いに大型店を構え、大量仕入れと安値販売を軸に成長した。しかし近年は店を持たないネット通販会社による安値攻勢を受けてぃた。住民の高齢化や若者の車離れも郊外店には不利に働く。

しかしこうした大型郊外店が発展したために、昔便利だった地元商店街も歯抜けのような商店街になり、シャッター商店街が全国的に続出した。そのため地元商店街では産地直結の新鮮野菜直売をしたり古い商店街の再生に工夫をこらっしている。

高齢者ばかりしか居なくなった町を活性化するために、病院や郊外のスーパーマーケットをつなぐバスを走らせて見たりしてきた事も、インターネットの普及で大きく変わりそうである。

20年一昔とはよくいったものだ、時代の流れは、予想も出来ない大きな流れとなって,世の中を変えて行くのだと、この記事を読んで改めて感じました。

(株)市川不動産