埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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コレド日本橋5F

2007-03-04 12:50:58 | Weblog
3/3、日本金融工学会の本年度の定期総会が行われた。
コレド日本橋5階の早稲田大学大学院のファイナンス研究科がある
この場所で開催された。日本橋に早大の大学院が開設された事は、
かねてから新聞やTV等で聞きおよんではいたものの大学のキャンパス
がこんなに証券会社等の職場に接近した場所で、ビルの5階を
全部使って、しかもパンフレットによれば、はキャンパス内は「ギリシャ
・ルネッサンス様式」と「近未来型ポストモダン」を融合させた
デザインコンセプトによるものと書いてあったが、エレベーターを
降りるとチョッとしたホテルの中の雰囲気であった。
開会後午前中は「賃料データー分析コンペテション」で7組の
発表があり、昼休みをはさんで総会があり、川口有一郎先生が
会長に再選され、会長講演が行われ「理論と現場のギャップを埋める為に
分析手法も、各種分野の専門家知識を統合するコンシュリエント
アプローチが必要な時代になった事と益々不動産証券化市場は
拡大するだろう」と言うお話があった。
続いて6組の研究発表がされて総会は終わり、近くのサリュウ
コンパのスカイレストランで場所を変えて、懇親会が行われた。
今年は中国から留学している大学院生の発表が2組もあり目だった。
懇親会では慶応大学の修士課程に籍を置く肖様と話す機会を得た、
彼は大連からロータリーの財団留学生として来日し6年目と言う
事で日本語の上手なのにはビックリした。私も生まれ育った
満州に、一昨年引揚以来58年振りで訪れたことを話した。
私の様ないわゆる街場の自営の不動産業者には統計学を駆使して
行うデーターを基にした賃料分析等は数式を見ただけでも
頭がクラクラするのに中国語、日本語、英語と3ヶ国語を使って
堂々と統計分析の理論を発表している彼の姿には頭が下がる思いだった。
雲の上の出来事の様な一日だったが、とにかく一度行って見たかった
場所に行けただけでも幸せだった。