

最低気温 -3℃
日は差すものの弱く温室内も思ったほど気温は上がらずじまい。
二十四節気の一の立春、暦の上では今日から春。八十八夜・二百十日などはこの日を起点に数える。これから吹く強い南風を春一番と呼ぶ。
きのうは節分、季節の別れ目で特に二月は豆まき、家の中の鬼をはらい福を招くと。
豆はいただいたものや買ってきたものがありましたが眺めていてまかずじまい。
残念、また一年我が家に鬼が住み着くかな。「日本人なら日本の行事を大切にしなけば」と先輩のお言葉。温室の中にも豆を撒きたいところ。
暦の上では春だがまだまだ寒い時期で今週いっぱいぐらいは寒くこの所、低温注意報が出ている。それでも暖冬傾向で梅などの開花は早い見たい。
洋ランの開花も早いみたいで花は少なくなっている、前倒しで順次咲いてくれればよいのだが、時々、途切れるので困る。展示会を避けて咲いているような気がする。

で、今日は天気予報では晴れるようなこと言っていたので灌水でもしようかと思ったが、意外に雲が取れずにやめました。
社長は株市に、会長とマダムは法事に、結局、東急蘭展の残りを一人で片付けることに。
ついでにドームの準備のために展示室もきれいにお片付け。
昼休みも返上してもう少しで片付くと思ったら顔馴染みのお姉さん、まちがい、おばさま達が10人ほど来られました。
その前にはおしとやかなおばさまが一人で来てたので、そのギャップすごい。
まさしく嵐のごとく、過ぎ去ったあとの静けさが何とも言えない。一緒に行動しているデンドロのおじさんも大変

一人で温室の中で植え替えをしている時などは気晴らしなってよいので、また、遊びに来てください。
で、結局、今日は片付けだけでドームの準備はできませんでした。残念

画像をクリックで花の拡大画像

Rl. glauca リンコレイア属 グラウカ
メキシコ、ガアテマラ、ホンジュラスの海抜1500m以下に自生
花径 8.5 x 9cm、花茎短く、一花茎に一輪、子房の部分が長い。
バルブ、やや扁平で高さ、8cm、葉は厚く一枚で長さ 14cm、9cm素焼き鉢、水苔植え

Rl. glauca リンコレイア属 グラウカ
花径 10 x 10cm、バルブ、やや扁平で高さ、7cm、葉は厚く一枚で長さ 13cm、
6cm素焼き鉢、水苔植え、6cm鉢でこの大きさが咲くとナカナカおもしろい。
前種ののどの奥に赤紫斑が入らないタイプ。アルバ、スポットレス、なんと呼ぶ?
リンコレリア属はブラサボラ属から別れたもので見た目はバルブが太い種類。
バルブ、葉が細い種類はそのままブラサボラ属。
グラウカは丈夫、いつもこの時期によく咲くのだが一花茎に一輪したつかないのでこじんまり作るか大株作りにしないとおもしろくない。
選別個体も多く出回るようになり、グリーンのきれいな個体や花型の整った個体がある。
時々、交配に使ってみようと思うのだがイメージが湧かずにいまだ遊んだことがない。