北大ボートblog

北大ボート部部員によるほぼ定期更新ブログ。

ボート競技のおススメの音

2020-07-07 21:52:17 | 日記

こんばんは。4年目の門野です。

 

今回のブログでは、新入生(もう7月ですので、「新入生」は相応しくないかもしれません)、もしくはブログを読んでいる受験生に向けて、ボート競技の音を紹介していきたいと思います。

私たちボート部では、部活を紹介する新歓PVを作成して動画を公開したり、InstagramやTwitterなどのSNSなどで部員紹介やレース中の写真などを紹介したりしてきました。試乗会(体験会)に参加しなくても少しは雰囲気が伝わったのではないかと思いますが、SNSの発信ではどうしても伝わらない感覚というのもあると思います。

それが今回の「音」だと思います。他のスポーツでも、その競技に特有の音というのがあるでしょう。バスケットボールなら、ドリブルの音やシュートが決まる音、野球なら、スライディングの音やボールがグラブに収まる音・・・。ボート競技も様々な「音」があります。

そこで今回は同期の部員数名に、好きなボート競技の音について聞いてみました。

名畑:漕いでいて、「バシャバシャッ」や「ガタガタッ」といった余計な音がせず、艇が滑っている音だけが聞こえてくるとき。シングルやスイープ種目になるとなかなか出てこないけれど、なかなか出てこないから良いよね。

--名畑は2年生の後半からずっとシングルスカルを漕いでいますが、昨年は「滑っている音」を聞く機会も多かったのではないでしょうか。

細川:スリーブとオアロックが、キャッチやフィニッシュでくっついたり離れたりするときの音。カッ、コン

あとは、エントリー時(オールを水に入れる時)の「チャプッ」という音。

--「カッ、コン」という音はレース中に伴走しているところからも聞こえてくる音ですね。一定のリズムで聞こえてくる音とともに、選手から気合の声が出てくる様子はとてもかっこいいですね。

新人部員がその音に辿り着くのには、どのくらいかかる?

細川:これらの音は新人の時から常に進化し続けるので、面白いと思うよ。

 

藤田:やっぱり水の音。進んでいるときにトップから流れてくる「チョロチョロチョロ」という音が好き。漕手やっていた時もシングルやダブルでは聞いていたな。

--藤田はcoxだから、漕手よりも「艇が進んでいるときの音」に気づきやすいかもしれません。トップコックスで、より水面に近い状態で聞く水の音はcoxの特権ではないでしょうか。

藤田:フィニッシュチャブをしているときの「ガタッ、ガタッ、チャポッ」も良いね。

--静水無風の中、オールがオアロックで転がる音とブレードが水に入る音だけが聞こえてくるのもなかなかカッコ良いです。

 

--マネージャーの今村はどうでしょうか?

今村:ブレード抜ける時の、ザパッっていう音が好き

--練習時のモーターボートの運転には、単独のクルーに付きっ切りで伴走する以外にも、定点にとどまっていくつものクルーを見るという方法があります。定点でビデオ撮影をしているときに、静水無風の中「ザパッ」という音とともに選手が近づいてくるのは迫力があります。

 

--競技そのもの以外の音で何か好きな音はありますか?

名畑:レース中の北大の応援団による応援も好きだな。

--北大の応援団による「頑張れ、頑張れ、北大ッ! 頑張れ、頑張れ、北大ッ! がーんばれッ、ほっくっだっい!」という掛け声、コース沿いの観客も巻き込んで盛り上がりますよね。

細川:スピーカー越しの競技中の審判の指示の声も良いですね。

--考えてみると、ボート競技は、審判が笛ではなくてスピーカーや旗を使って選手に指示をだす、珍しい競技かもしれません。レース中に他のレーンに侵入してしまいそうになると、「ほくだいっ、ほくだいっ」というように自分のレーンに戻るように選手に指示が出されます。指示を出されること自体は好ましいことではないですが、スピーカー越しの審判の声は凛々しくてカッコ良いです。

藤田:練習前に、スリングを取ってきて立てかける音も「始まるな~」という感じで好き。

--アスファルトの地面と、スリング(艇置台)がぶつかって「ガチャガチャッ」という音が鳴りますが、これもボート競技特有ですね。バスケットボールで、ボールケースが体育館の床を転がるときの音と同種のものかもしれません。

 

ありがとうございました。

「好きなボート競技の音は?」と10人に聞いたら、おそらく10通りの答えが返ってくるでしょう。

その人がどんなクルーで漕いでいるのか、どんな環境で漕いでいるのか、によって、さまざまな答えがあると思います。

 

このブログを読んでいる新入生の皆さん、受験生の皆さん、ぜひ北大ボート部でその「音」を体験してみませんか?新歓を安心して実施できる時期になりましたら、ぜひ試乗会に来てください!

 

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ボート部の部車がこんなに立派なわけがない

2020-07-07 00:03:56 | お知らせ

新部車がやってきたぞぉお!!

どうも、今年からボート部の部車大臣をやっております古田 和樹です。

この度先代の部車グランビアに代わり、バンの王様ハイエースがやってきました。

←やってきた部車

中古車から探してたんですが、先代のグランビアが乗用車だったのに対して、ハイエースは商用車なので数字のインフレが起きてました。走行距離10万キロくらいで走ってないってどういうことだ?普通の車で10万キロって廃車行き確定なんだが!?本当に不思議な世界を見させてもらいました。

さて、そんな感じでやってきたハイエース。商用車というだけあってかなり広いです。何がって?

貨物部分ですよ。

直近だとエルゴの運搬とかで使いそうなんですが、分解しなくてもエルゴの2台や3台余裕で積めます。人だって寝ころべます(床は硬いですが)。座ってもらえば3人シートを2列展開できるので6人くらいなら余裕です。

←シートを展開した様子

その反面、運転席及び助手席がかなり狭いです。

←運転席の様子

乗車時にかなり圧迫感がある他、脚が動かしにくいです。普段使いはそこまで長時間の乗車をしないので問題ないと思いますが、遠征に使う際はエコノミークラス症候群の心配をしておいた方がよさそうです。

あとスペック上はカーナビ前に1人座れるんですがそれもやめといたほうがよさそうです。ただでさえ狭いのが余計に窮屈になるので。

というわけで、物を運ぶという点においては途轍もなく優秀な車が入ってきました。問題点に関しては運用方法の工夫で解決していこうと思います。部車マニュアルも新規で作る必要がありそうですしね。やらないといけないことは多いですが、最初が肝心、しっかり詰めていこうと思います。

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