島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

戸ノ隅の滝

2010-11-14 14:09:41 | 南島原
名前だけは知っていました。
初めて行ってきました。
自分的には「ああ~滝っちゃあ滝だな。」程度のものしか見た事がなかったので、今回初めて滝らしい滝を見ました。
「戸ノ隅公園にあり、水量・渓谷とともに長崎県一といわれています。」(南島原市観光リーフレットより)
と、書かれているだけのことはあります。
難を言えば、行き方が分かり難いということと、登りがきついの2点です。
県道47号線沿いではなく、かなり細い道を入った先に戸ノ隅公園があり、公園を突っ切った先に滝へと続く下り階段があります。
また約10分の下り階段は、帰りは延々登り階段です。
夏、涼みに行ったはいいけど、結局帰りで汗だくになった。
そんな光景が目に浮かびます。
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口之津教会跡

2010-11-13 13:59:53 | 歴史・史跡
ネタはまだあるのですが、勉強が追いつきません。
以前、松尾先生に沖田畷の戦いについて教えてもらいましたが、島原の乱やキリスト教の関係については依然として勉強中です。
多分、私の中で流行(はやり)なのであろう口之津の史跡です。
1562年、有馬義直はポルトガルとの貿易を目的に口之津港を開港するため、イエズス会の宣教師ルイス・デ・アルメイダを招きました。
アルメイダは島原と口之津に小さな教会を開き、1568年には口之津は日本の教会の本部になりました。
文献によるとその教会がこの場所にあっただろうと考えられています。
口之津歴史民俗資料館のすぐ近くにあり、前回の口之津灯台を探している時に見つけました。
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本日の平成新山

2010-11-12 13:55:03 | 気象
タイトルは「本日の平成新山」ですが、カテゴリーは気象に分類します。
何故かと言うと、本日は「黄砂」が吹いています。
そのため平成新山も、うすボンヤリとしか見えません。
写真は朝撮影したもので、まだ色が少し見えていますが、今現在屋外は少し黄色く見えています。
春の風物詩である黄砂が、秋に発生するなんて珍しい。
何か変事の予兆じゃなければいいですが。
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口之津灯台

2010-11-11 13:36:23 | 雑談・その他
む、カテゴリーは「歴史・史跡」か?
いや「観光・施設」か?
公の施設ではあるけれど歴史もあるし、・・・悩んだ末「その他」に分類しました。
島原半島の最南端 口之津町の早崎半島のさらに先にある「口之津灯台」です。
明治13年(1880年)に建設・初点灯された灯台です。
福岡の三池炭鉱で生産された石炭が、この口之津港を経由して海外へ輸出されていました。
口之津港が南蛮貿易に次いで大変栄えていた時代です。
現在は口之津と鬼池間の航路を安全に照らしてくれています。
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クサギ(実)

2010-11-10 13:32:48 | 植物
すごい特徴のある、見た目だけで分かる「クサギ(実)」です。
昨年の初秋、9月15日に雲仙の温泉街に咲くクサギの花をご紹介しました。
その後雲仙勤務になることがなく、実を紹介できずにいました。
今回どこだったか忘れましたが、垂木台地の近くで見つけました。
まあ、写真のインパクトがあるので特記する必要もないと思いますが、念のため。
「クサギ」は、クマツヅラ科の落葉小高木です。
秋になると果実が黒紫色に熟します。
また、実のまわりに見える赤紫色の5裂したものは萼です。
おそらく果実の存在を知らせる役割をしているのではないかと思われます。
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眉山の紅葉情報

2010-11-08 14:11:35 | 眉山
あちゃ~><
天気が良くないので、写りも良くないですね。
一昨日、昨日は雲仙はえらい渋滞だったみたいです。
今年は雲仙も、うちの眉山も結構いい色づきをしています。
「眉山の紅葉って、こんなに色づいたっけ?」
と思ってしまうくらいに鮮やかな色に変色しています。
赤がやはり少ない気もしますが、その分黄色が鮮やかになっています。
雲仙のピークは昨日くらいで、あとは温泉街の方が楽しめます。
眉山は今週末から来週くらいまで持つかな?
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史跡 南蛮船来航の地

2010-11-07 13:58:25 | 歴史・史跡
5月29日にアップした「南蛮船来航の地」と違い、今回は長崎県の指定を受けた「史跡 南蛮船来航の地」です。
基本情報は前回アップしたのと変わりません。
1562年に有馬義直が開港し、キリシタン布教の根拠地・西洋文化の窓口として栄えました。
1582年、開港から20年後のこの年に最後の南蛮船が入港しました。
そして、ルイス・フロイスが京都から届いた“本能寺の変”をヨーロッパへ発信したのもこの地です。
その後は日本史の通り、1587年に豊臣秀吉が伴天連追放令を発し、キリスト教が弾圧されて行くのです。
時代の移り変わり、栄枯盛衰を目の当たりにした貴重な場所です。
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立入り禁止 眉山の森

2010-11-06 14:20:06 | Weblog
この2ヶ月地元では騒がれていることだが、島原市街地側の眉山の麓が赤く色づいている。
夏場からなので、決して紅葉などである筈がない。
ちょっと高台から見える景色は赤い帯状に見えるので、眉山トンネルの工事の影響ではないかとも言われている。
そんなニュースを小耳に挟みつつ、実際に見てみると異様な赤さが目についた。
近くまで寄ってみようと思い立ち、眉山の森へ行ってみることにした。

見事に立入り禁止だった。
「枯損木が多く、倒木や落枝の恐れがあり、大変危険ですので立ち入らないで下さい。」
と書かれてあった。
でも実際に近くで見て分かったこともあった。
枯れているのは全部松だった。
写真の背景にも写っているように他の木にはまったく影響がなく、青い葉を茂らせている。
いわゆる「松枯れ」ってヤツだ。
聞くところによると、管理者が今年はマツクイムシの防除を行わなかったそうだ。
何故行わなかったのか理由は定かではないが、この大変な(眉山トンネル工事の是非が問題になっている)時期になんと人騒がせなことか。
今もってトンネル工事との因果関係は立証されていないが、自然界は色々な線で繋がっていることを理解して欲しい。
何が原因で、何が起こるか、分かる人間は誰一人としていない。
真面目な話で長くなってしまったが、最後にどうしても言いたいことを一言。
『森を守り、森の大切さを伝える部署が森を枯らしてどーする!?』
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冬鳥情報

2010-11-05 13:35:19 | 野鳥
垂木台地にも冬鳥が渡ってきました。
一昨日、シロハラの姿を確認し、昨日はジョウビタキの姿とカワラヒワの鳴き声が確認できました。
カワラヒワは一般には留鳥とされていますが、垂木台地では冬にしか見かけません。
夏になると普賢岳のような標高の高い・涼しい所に移動しているようです。
写真のジョウビタキは、多分若いオスではないかと思われます。
似たようなのがもう一羽いて、縄張り争いだったのか2羽で追いかけっこしていました。
低くなる気温よりも、冬鳥の姿で冬の到来を感じます。
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文化財ジオツアー~薬園跡と本光寺~

2010-11-04 14:04:47 | イベント
昨日のブログにも書きましたが、文化の日特別企画「文化財ジオツアー~薬園跡と本光寺~」を午後からの半日を使って実施しました。
国指定の史跡「旧島原藩薬園跡」と島原市の文化財が数多く安置された「本光寺常磐歴史資料館」を見学しました。
今回のイベントには「こんな所にこんな興味深い(おもしろい)ものが!?」というキャッチコピーをつけさせてもらったのですが、コピーに負けない本当に面白いものが、話が聞けました。
地元にあるだけに知ってはいるけれど訪れたことがない、見たことはあったけどそんな話しは知らなかったなど、やはり文化財に指定されるだけあって島原の深い歴史・裏に隠された真実を知ることが出来ました。
まだまだ調べれば調べるほど、掘れば掘るほど面白いものが出てくる島原半島です。
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