島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

サネカズラ

2010-11-26 13:26:49 | 植物
暖地の山野に生えるモクレン科の常緑つる性木本です。
だいぶ前に眉山で発見したことがあります。
その時に紹介していたと思っていたのですが、調べてみるとまだだったみたいですね。
今回は御所浦で見つけました。
漢字では「実葛」と書き、実が美しいつる植物(葛)という意味だそうです。(「核葛」とも)
また、茎に粘液を含み、これを煮出して整髪に使ったことから「ビナンカズラ(美男葛)」の別名があります。
ちょっと熟す前だったらしく、まだ緑色の部分もありますが、熟すと綺麗な赤色になります。
実はそこそこの大きさ(図鑑によると“2~3センチのボール状”)ですが、花は大変小さいらしいです。
7~8月の夏の時期に咲くそうですが、まだ見たことがありません。
コメント
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