島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

妙見岳 秋の植物

2015-10-17 13:54:17 | 植物
サワフタギ(実)
 谷沿いの林のふちなどに生えるハイノキ科の落葉低木~小高木。
よく枝分かれして、沢に蓋をするように茂ることから「沢蓋木」の名前がつきました。
5~6月、枝先に白い小さな花が多数集まって咲きますが、今年の春は撮影していませんでしたね。
普賢岳にはよく似た「タンナサワフタギ」もありますが、果実が瑠璃色に熟すのは「サワフタギ」です。(※タンナサワフタギは黒紫色に熟す。)

コマユミ(実)
 コマユミを図鑑で調べると、どうしても「ニシキギ」が出てきます。
ニシキギとは同属異種にあたる植物で、「枝にコルク質の翼が発達しない品種」としか書いてありません。
山野に普通に見られる落葉低木です。
秋の紅葉や赤い実がとても良く目立ちます。
実は昨年(2014年5月1日)の記事で、すでに花は紹介済みです。
たるき台地でも見られる植物です。

ジンジソウ(花)
 山地の渓流沿いの岩壁などに生えるユキノシタ科の多年草です。
こちらはもっと古く、2009年10月18日の記事で紹介しています。
写真は先週撮影したものですが、まだあざみ谷辺りで花が見られます。
コメント (2)
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国立公園雲仙紅葉情報2015-2

2015-10-17 11:23:32 | 雲仙
昨日の午前中に会議があり、お昼から午後に掛けて紅葉情報の収集に行ってきました。
普賢岳・鬼人谷・・・一部見頃
妙見岳・仁田峠・・・一部見頃
雲仙温泉街周辺・・・色づき始め
「まだ時期的にちょっと早いかな。」程度ですが、仁田峠ではシロドウダンの濃い赤が色づき始めており、雲仙ロープウェイから見下ろす景色に乗り合わせたお客様の歓声が上がっていました。
妙見岳から国見岳に向っている途中、国道389号線の吹越トンネル出口あたりに人影が見えました。

こうして写真で見ると分かるのですが、道路の路面工事を行っているようです。
帰りに確認しましたが、片側交互通行になっていますので、国見町から389号線で雲仙に登って来られる方はご注意下さい。

山頂部は雲がかかったり、日差しの関係で上手く撮影できませんでした。
ここ数日気温が低い日が続いたので、先週よりは色づきが進行しています。

鬼人谷は一部見頃と言って良いと思います。
今年は寒くなり始めるのが早かったので、紅葉も少し早まっているようです。
今後の気象条件などにもよると思いますが、来週末あたりは普賢岳・鬼人谷で見頃になるのではないでしょうか。
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