巨樹・巨木観察会では残念ながら雨のため、バスを降りて観察ができなかった場所です。
一見ヒノキの林が広がっており、この中に巨樹・巨木があるのかと疑ってしまいます。
そんなヒノキ林の中に忽然と、タブノキの巨樹が存在します。
この辺り一帯は、ヒノキ林の前はタブノキの照葉樹林がつづく場所だったことから、地元の人たちは「タブわら」や「タブヤマ」と呼んでいます。
藩政時代は佐賀鍋島家の山林として長年にわたり管理されてきました。(※国見町周辺は、佐賀藩の飛び地でした。)
長崎県下最大のこのタブノキは、上部が枯死状態で太い幹には空洞ができ痛々しい姿ながら、強い生命力で全体にたくさんの葉をつけ、しっかりと大地に踏ん張っています。
少し視線を下にむけ下草を見て見ると、ハゼやアオキなどに混じって小さなタブノキの幼木が育っていました。
おそらく数十年後、数百年後にはヒノキに代わって、タブノキの照葉樹林が復活するのではないかと思いました。
人が植えた自然よりも、本物の自然の方が力強いってことですね。
一見ヒノキの林が広がっており、この中に巨樹・巨木があるのかと疑ってしまいます。
そんなヒノキ林の中に忽然と、タブノキの巨樹が存在します。
この辺り一帯は、ヒノキ林の前はタブノキの照葉樹林がつづく場所だったことから、地元の人たちは「タブわら」や「タブヤマ」と呼んでいます。
藩政時代は佐賀鍋島家の山林として長年にわたり管理されてきました。(※国見町周辺は、佐賀藩の飛び地でした。)
長崎県下最大のこのタブノキは、上部が枯死状態で太い幹には空洞ができ痛々しい姿ながら、強い生命力で全体にたくさんの葉をつけ、しっかりと大地に踏ん張っています。
少し視線を下にむけ下草を見て見ると、ハゼやアオキなどに混じって小さなタブノキの幼木が育っていました。
おそらく数十年後、数百年後にはヒノキに代わって、タブノキの照葉樹林が復活するのではないかと思いました。
人が植えた自然よりも、本物の自然の方が力強いってことですね。