島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

旧島原藩薬園跡

2009-09-30 13:22:54 | 歴史・史跡
島原に帰ってきました。
今回の離島は完全にプライベートな観光だったので、ブログへの記載は避けさせていただきます。
帰ってきて驚いたのは、眉山の紅葉が始まっていました。
早いですね。
気象庁の予報では、今年は暖冬になる確率が高いとのことでしたが、冬が来るのは早そうです。
さて、撮り貯めておいた写真をちょっとずつ紹介していきましょう。

はい、旧島原藩の薬園跡に行ってきました。
ここは、歴史上または学術上価値が高いと認められ保護が必要なものとして、国が指定した史跡になります。
島原農業高校の横の細い通りを歩いてくると写真の看板が見えてきます。
車1.5台分しかない幅の道を地元の車はバンバン走ってくるので、お気をつけ下さい。(交通量多いです。)
農業高校が飼育している鶏や馬が金網越し見えるので、楽しい道でもあります。
看板のちょっと下に入口があります。

園内には今現在も薬草となる草花が植えられていました(薬にしているかどうかは分かりません)。
ヤブランなどの身近なものからカタカナ名の外国産のものまでありました。
時季が悪かったらしく、咲いている花は大変少なかったです。
園の一番奥には遺構が残っていました。

この遺構は、薬園の中心部と思われる建物の跡です。
旧島原藩薬園跡は「日本三大薬園跡」の1つに数えられます。
「日本三大○○」と呼ばれるものの1つが、まさかこんな身近にあるとは知りませんでした。
コメント
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