島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

ヤマボウシ(実)

2009-09-09 13:24:23 | 植物
「秋、実り一番」というタイトルとどちらにしようか悩んだのですが、シンプルにしました。
正確には「実り一番」でもないですし。(ニシキウツギやノブドウの実の方が早かった。)
今日は事情があって一人です。
事務所に一人でのんび・・・もとい、寂しく過ごしています。
ヤマボウシに実がなっていました。
前にも一度記載したことがありますが、実の写真はまだだったと思います。
この実は食べられます。
野生のヤマボウシは甘くておいしいのですが、園内のヤマボウシは園芸品種です。
おそらく美味しくありません。
ヤマボウシは、別名「ウシコロシ」という名前がついています。
こういう話しをすると「え~今、食べられるって言ったじゃ~ん」と言われます。
ですが、これには謂れがあります。
ヤマボウシの木(幹)は非常に密度が高く、ちょっとした木材でもかなりの重量になります。
そんな重い木材を牛に引かせると、牛が死んでしまうので、この名前がつきました。

てか、「死ぬような重さの木材を牛に運ばせるなよ」と思ったのは私だけではないハズ。
コメント
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