①4月25日15時の天気図 気象庁HPより引用
②4月25日9時気象庁発表のFXJP854図(上空1500m付近の風向風速と相当温位分布予想図※左上・・・25日21時予想 右上・・・26日9時予想 左下・・・26日21時予想 右下・・・27日9時予想) 日本気象予報士会HPより引用
③4月26日9時の予想天気図 気象庁HPより引用
4月25日は、日本海と本州南岸とを低気圧が発達しながら東進してきたため、ほぼ全国的に風が強まり、関東以西の太平洋側では所々で大雨となりました。
関東より西の各地を中心に、あちこちで最大瞬間風速が25mを超え、24時間降水量も100㎜を超えた箇所が続出しました。関東平野の各地では、沿岸部で24時間降水量がおおむね60㎜以上となりましたね。
黄金週間初日は、まさに、踏んだり蹴ったりの1日となってしまいました。
26日も、北日本では太平洋側では大雨、寒気が北から流れ混んでくる北海道の太平洋側や内陸部では、季節はずれの大雪となる所も出てきそうです。
さらに、引用図②③より、26日は、ほぼ全国的に、上空1500m付近で風速40ノット以上(北日本や関東海域、日本海中部や東部では所々で50ノット以上)となり、地上付近でも、北日本中心に、経度1度につき2・5hpa 以上となる所も多くなりますから、強風(暴風警報クラス)や高波(波浪警報クラス)には充分な注意が必要ですね。!
ちなみに、関東地方周辺に目を向けると、引用図②より、26日9時には、上空1500m付近で、東北地方から本州中部にかけて、等温位線が混んでおり(前線帯となっています)、そのすぐ南の関東沿岸や東海地方太平洋側では上空1500m付近で南西風がおおむね45ノット~50ノットとなっていますね。ただ、本州東海上にも等温位線が混んでいる部分(前線帯)があり、当該前線帯を挟んで、東側では高温位の気流が大量に流れ混んで東側と西側の温位のコントラストが大きくなっています。引用図③での、低気圧に伴う前線を表現しているものです。
このように、上空1500m付近での前線帯となっているが、相当温位のコントラストがあまり無く、風速が強め(40ノット以上)となっている部分ではその直下の地表付近では、特に風速が増大するものです。よって、関東地方や東海地方周辺でも、風速がことのほか増大することが考えられますから、油断なりませんよ!
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突然、失礼しました。
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