ひとり旅への憧憬

気ままに、憧れを自由に。
そしてあるがままに旅の思い出を書いてみたい。
愛する山、そしてちょっとだけサッカーも♪

ヴィーナスへ![8]

2009年09月13日 21時53分21秒 | Weblog
「JR鉄道最高地点」では、偶然にも列車の通過が見られた。
周りはカメラを抱えた人たちが何人かおり、片手にカメラ、もう片手には焼きとうもろこしか、ソフトクリームを持っていた。
見ているだけで腹が空いてきた。
ほぼ予定の時刻通りにきている。
キャンプ場までは、あと数㎞の距離だ。
初日のラストラン。さて行くか!

清里駅前を通過して妙に違和感の様なものを感じることがあった。
「清里って、こんなに静かだったかな?」
パステルカラーの建物がずらりと建ち並んでいた記憶があるのだが・・・。
ブームが去った後の淋しさなのだろう。

4台のバイクが連なってキャンプ場内の道を走る。
道の両側にはバンガロー。家族連れでほぼ満杯状態だった。
子供達が、物珍しそうな目で我々を見ていた。
「そんなにバイクでのキャンプって珍しいのかな・・・。それとも暴走族っぽく見えているのかな・・・」

管理事務所でチェックインを済ませ、自分たちのサイトにバイクを止めた。
去年の夏の建物と比べたら「ただの小屋」と言われても仕方がない。
いや、去年が豪華すぎたんだ。(笑)
フローリングの部屋は、荷物を置き4人が横になって寝るのにはギリギリの大きさだったが、そのこじんまりさが逆に「不便を楽しむ」という我々の主義に合っている。

荷物を整理し、早速夕食の準備に取りかかった。
タープの組み立て。食料品の準備。火熾し。ビールの買い出し等々、やることはたくさんあった。
いつもながら若いS氏には頭が下がる。こまめに動くのだ。
「まぁのんびりやろうよ」と言っても、笑って「はい」と言いながら、ゴミを分類するための袋をそれぞれ広げたり、炭をこまめに足したり。かと思えば、自分も酔っているはずなのに「あっ、ビール買ってきますね」と言って自販機まで走る。
できた若者だ!


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