ひとり旅への憧憬

気ままに、憧れを自由に。
そしてあるがままに旅の思い出を書いてみたい。
愛する山、そしてちょっとだけサッカーも♪

娘と京都へ・・・3

2008年04月27日 02時35分33秒 | Weblog
阪急大宮駅で下車。歩いて5分程度のところに目指す寺はある。
「光縁寺」。そこには隊規である「局中法度」により切腹した数多くの新選組隊士の墓がある。
息子との京都旅行でも書いたが「山南敬助」が有名だ。
だが、今回の参拝では思わぬ超ラッキーな出来事が起きた。
境内に入り、御朱印帳を書いてもらおうと住職に「ここは5度目なんですよ」と、今までの御朱印帳を見せながら何気に言ったところ、「ひょっとしてあなた、数年前に息子さんと来はりませんでしたか?」
これには自分の方がびっくりだった。
「いえね、昔の御朱印帳を見て思い出したんですよ」

こんなことってあるんだなぁ・・・。
確かに4年前の春、息子とこの寺を訪れた。が、まさかそれを覚えていてくれたなんて。こっちが感謝だ!

「そうですか、今度は娘さんと一緒なんですか。家族で歴史好きだなんてねぇ。」
そう言うと、奥からとある一冊のノートを持ってきて見せてくれた。
「なんども遠くから来てくれてはるんだし、特別にお見せしましょう。」
まさかが続いた。そのまさかの書物だった。
「過去帳」だ!!!
もちろん当時の物ではなくコピーをしたものだったが、まさかまさかである!
元治○年、新選組○○○○
慶応○年、新選組○○○○

埋葬した確かな証拠を目の当たりにした。
特別だからと言ってくれたが、これには感動。新選組ファン、歴史好き数々いれど、これを見た人は全国でもそうはいないはずである。
初めて来た娘のなんとラッキーなことか!
でも、過去帳を見ることができたという価値はわからないだろなぁ・・・。
正直私は恥ずかしながら興奮しっぱなし。もう墓への参拝のことなど何処へやら。

落ち着きを取り戻し、山南さんの墓標へ線香を手向けた。
出発前に、家で新選組のビデオやDVDを見て、事前学習をたっぷりとさせてきた。
「この下にあの人が眠っているんだ・・・」と娘がポツリ。
娘なりに考えや想いはあるんだろう。

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