六文字屋 榎邸

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写真は、外観。

六文字屋 榎邸（えのきてい）は西陣織の岡文織物会社の本社店舗で、明治44年の建築です。

アクセス

千本今出川のバス停で下車します。

今出川通の1本北側の五辻通へと右折します。

約150m先「五辻殿跡」の駒札のある交差点を左折します。

約60m先の右手に六文字屋 榎邸があります。

2022/11/11～11/15の西陣cross weekの際に、事前予約で内部を参観出来ました。

表屋の右手から入ります。

正面の奥には広い通り庭を利用した榎邸ギャラリーがあり、展示会などに利用しておられます。

左手には店舗スペースがあるので、こちらから上がります。

今は前半分の屋根が取ってあり天井が高いので、開放感があります。

奥に進むと左手には枯山水の中庭、奥には蔵があります。

中庭の向こうは主屋になります。

主屋1階の座敷は手前から6畳、6畳、10畳。

欄間は鶴。

床の間、違い棚に付書院があります。

座敷の奥には広い奥庭があります。

こちらも白砂の庭園です。

庭園の右手には廊下があり、奥の茶室風の離れに繋がっています。

離れは手前に3畳の相伴席と奥に4畳半があります。

床の間の棚が三角形です。

主屋の階段から2階に上がります。

2階縁の廊下を進むと、奥に14.5畳と6畳間の座敷があります。

天井は格天井、床の間、琵琶棚、付書院があり、違い棚の下の地袋は三角形と茶室の棚とお揃いです。

特別なお客さんはこちらに通して、商談されていたそうです。

またギャラリー榎邸の奥にも蔵があり、こちらは内部を改装されイベントスペースとして活用されています。

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