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蹴上発電所


写真は、第2期発電所正面の外観

蹴上発電所は琵琶湖疎水の水を利用して、明治時代に作られた発電所です。
今も稼働しており、2018年3月から毎週金曜日の午前と午後に事前予約制で、内部の見学が出来るようになりました。

アクセス
最寄駅は地下鉄東西線の蹴上駅です。出入口2番を出て左へ進み、ウェスティン都ホテルの前から三条通の信号を渡ります。この先に既に明治建築の第2期発電所が見えています。
さらに仁王門通を発電所に沿って約150m進んだ左手に、表門があります。

見学会は3月前の1日から申し込み可能で、毎週金曜日の10:00~11:00、13:30~14:30の2回で、各回定員20名です。無料です。

10分前には表門を入ったすぐのところで集合です。
正面に下りのスロープがあり、左手には現在稼働している第3期発電所が見えてます。
参加者が集まると、スロープを下った先の右手にある変電所に入ります。
基本写真撮影はどこも可能ですが、この変電所内だけは不可です。
変電所内にはパイプ椅子とモニターがあり、こちらで発電所のDVDを見て、その後補足説明があります。
これがなんだかんだで45分ぐらいになります。
内容は琵琶湖疎水が明治18年に着工されますが、その途中でこの水を利用して発電所を作るべきだとなり、明治23年に着工。
一旦明治24年から発電をはじめ、明治30年に本格的な第1期工事が終わり竣工します。
この当時の建物は今はありません。
そして明治45年にさらにパワーアップした第2期工事が竣工。今ある明治建築の発電所はこの時のものです。さらに昭和11年に第3期工事で竣工したのが、今稼働している発電所です。

説明後は変電所を出て、まずは第2期工事発電所へ。
道沿いからは見えない正面側には、「功天亮」の扁額があります。
右側(三条通側)の上部には、電線を外は送る穴が多数あります。
また裏側(仁王門通側)には、発電所のマークである六芒星のマークがあります。
こちら現在内部は空で、見学も外観のみです。

次は第2期と第3期の発電所の間にある、水圧鉄管をみます。
疎水からの水を一気に流してくる太い管で、今なお現役です。

そして第3期発電所内へ。
内部には2基の発電機があり、左側はもう使っておられませんが右側は稼働中のため内部はウルサイです。今でも1日3000kw発電しています。
また右側も1~3月は上流での取水が増え水量が減るため、発電休止になるそうです。

第3期発電所を出て、表門に戻って終了です。
大抵1時間の予定が、1時間15分ぐらいかかるそうです。

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