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法傳寺


写真は、本堂

法傳寺(ほうでんじ)は下鳥羽にある浄土宗寺院で、木魚念仏発祥の地と云われています。

アクセス
国道1号線をひたすら南下します。
赤池の交差点を超えた次の信号のある交差点(下鳥羽北ノ口)を右折します。
目印は角右手前に天下一品があります。
直進するとT字路に突き当たるので、これを左折します。
ここから約700m進んだ左手に、法傳寺の表門があります。

奈良時代、行基によって創建されました。
木魚は今でも禅宗寺院などでみられるように、もともとは寺での起床や集合などを知らせるために打つ、魚の形をした木製の板でした。
それが徐々に小型化し、床に置いて打つようになりました。
それを江戸時代にこちらの中央の祖である不退円説(ふたいえんせつ)上人が、念仏の際の拍子を取るのに使うようになったと云われています。


2018年春の非公開文化財特別公開で、本堂内部が公開されました。

表門を入ると正面に本堂があります。
本堂の内陣中央には本尊の阿弥陀如来蔵像が、その前には1躯しかないという不退円説上人像がお祀りされていました。
左の脇壇には不動明王像、四天王像、薬師如来像に日光月光菩薩像と十二神将像がお祀りされていました。
また右の脇壇には阿弥陀如来像が2躯お祀りされており、本堂の右手には木魚や戊辰戦争の遺品などが展示されていました。

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