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阿弥陀寺 千代原観音


写真は、路地の入口

千代原口近くにある阿弥陀寺は浄土宗深草派の寺院で、洛西観音霊場第二十五番札所です。

アクセス
阪急桂駅西口方面の歩道橋になる手前、右手の階段を降ります。
右手に線路を見ながら約200m先、タクシー乗り場を越えて4つ目の交差点を左折します。
途中右手に春日神社を見て、約370m先の野原診療所のある交差点を右折します。
住宅街を約110ma歩き、最初の左手の角を左折します。
さらに約130m先のかなり細い路地の入口に、阿弥陀寺の案内があり、この奥にあります。

誓願寺の第39代法主 空覚照恵上人が、隠居寺として創建したのが始まりとされます。

前述の路地を進んだ奥に表門があり、境内はその左に続きます。
境内はほぼ普通のお家サイズで、その中に先代のお手製の大きな観音像のお顔が上に見える塔のような建物、水子供養地蔵尊や子授観世音菩薩像などがお祀りされています。さらに進んで行くと最奥に、玄関があります。

玄関を入ると右手に仏間があり、内陣中央には千手千眼観世音菩薩立像がお祀りされています。
像高約65cm、元々は西山の法華山寺に祀られていたと云われています。
法華山寺は通称「峰ヶ堂」と呼ばれ、室町時代の全盛期には「東の清水寺、西の法華山寺」といわれたほどの大寺院でした。しかし応仁の乱以降、戦国の動乱に巻き込まれ衰退し、廃寺となりました。

また並び右手のお部屋には、本尊である阿弥陀如来像をお祀りする内陣がありました。

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