首里城祭「伝統芸能の宴」 その①

2009年10月31日 00時05分00秒 | 沖縄現地情報

10月30日~11月1日で行われている首里城祭の首里城内下之御庭の「伝統芸能の宴」を、初日に観て来ました。
※この3日間、首里城「下之御庭」で、琉球舞踊や組踊を無料で観賞出来る凄い3日間なのです。
朝、10時から行われてますが、私は、午後からの演目を観ました。
【琉球舞踊】は、「四つ竹」、「谷茶前」、「上り口説」、「貫花」、「かせかけ」、の5つが演じられた。

▲<「四つ竹」は、艶やかでこれぞ琉球踊りといわれるものです。>

▲<「上り口説」は、琉球士族の公務「薩摩詣」の船旅の様子です。>


▲<「かせかけ」は、愛しい人のために、着物を織る女のやさしさを表現した古典舞踊の中でも、人気のある踊りです。>

▲<「谷茶前」海の幸への感謝と豊漁を喜ぶ踊りです。>



▲<「貫花」は、明治以降に出来て、瞬く間に広がった、紅白の花を用いた踊りで、女性の可憐さやゆかしさが表現されています。>

【地域の伝統芸能】は、「ティンベーとカマンティー」(南城市指定無形文化財)、「首里クェーナ」(那覇市指定無形文化財)でした(今回初めて観ました)。

▲<「ティンベーとカマンティー」は、で、古武術を取り入れたものです。ティンベーは、盾で、カマンティーは、鎌の事です。>

▲<クェーナーとは、沖縄の各地で歌い継がれている「古謡」の一つで、女性の歌です。「おもろ」に先行する歌謡形式とされ、1600年代から存在し、何百年も受け継がれた女性の祈りらしいです。>

【組踊】は、「執心鐘入」です。私は、「執心鐘入」を目的に行きました。
※「執心鐘入」は、次回に報告します。