「ウォッチメン」は不思議なアメリカらしい映画だった。

2009年04月09日 00時05分20秒 | 沖縄現地情報

原作は、SF小説の最高傑作に与えられるヒューゴー賞をマンガで唯一獲得したアメリカンコミックの有名な作品らしい。
だがスケールの大きさで20年以上映画化が、不可能とされていたらしい。
今回、300の監督「ザック・スナイダー」が、CG技術を駆使して創り上げた作品です。
「JF・ケネディ暗殺事件」「ベトナム戦争」「キューバ危機」「アフガン紛争」など世界的な事件に常に関わり人類を守り続けて来た「監視者」(ウォッチメン)がいた・・・。

舞台は1985年のニューヨークで、米政府から犯罪者を抹殺する合法的な権力を与えられているウォッチメンの「コメディアン」が、惨殺されたところから始まる。
この事件に目を付けたのが、かってのウォッチメンで、現在も違法で犯罪者の抹殺を続けている「ロールシャッハ」。

この事件から、現在、ひっそりと正体を隠して生きている6人のウォッチメンが巻き込まれて行く。

2時間43分の長編だが、内容が多く盛り込まれており、荒唐無稽なストーリーに驚くばかり。

バットマン+Xマン+スーパーマンをミックスした原作のストーリーは、消化するには時間がかかるごった煮作品だ(原作の長編を3時間でもまとめ切れない)。
偉大なるアメリカコミックのB級映画です。
アメリカコミックファンの間で密かに語られる作品のようだ。