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私の2015年映画ベスト10

2015年12月30日 00時05分00秒 | 映画・DVD

私が、2015年に観た「映画」(劇場+TV+DVD)は、163本だった(昨年比+24本)。

詳細は、上の表通り。劇場が減った。話題作は出来るだけ観たが、これだ!という作品は、少なかった。

※アカデミー作品賞の「バードマン」も見たが、私のベスト10には入っていない。

私の「2015年ベスト10」は、以下の通りです。




▲<私の2015年第一位「アメリカンスナイパー」>

(1)劇場封切映画

一位の「アメリカンスナイパー」は、文句なしの一位。前半の戦争ドンパチ映画が、途中から人間の心理映画になるさまは、監督「クリント・イーストウッド」の真骨頂。最後に、私が知らなかった事実が判明して、今まで観ていた映画がドキュメント映画になり反戦映画になった。

二位の「ビンセントに教えてもらったこと」は、よくある子供をケンカを強くする根性モノではなく、大人の弱さと子供の成長を上手く描けていた。人生を大切にしたくなる作品だ。

三位の「100歳の華麗なる冒険」は、馬鹿馬鹿しい映画だったが観た後、元気になる作品だった。

(2)旧作(DVD&TV)

一位の「凶悪」は、上映時に観られなかった話題作をDVDになったと同時に借りてきて観た。どうしょうもない悪が出てくる映画だが、実際に起きた事件がベースになっているらしいが、いい役者で創った社会派映画だ(白石一和彌監督作品、リリー・フランキー×山田孝之×ピエール瀧)。

二位の「みんなで一緒に暮らしたら」は、人生の終盤に差し掛かった5人の男女が一つ屋根の下に暮らしたらどんなドラマが起こるか?ベテラン俳優が味のある演技で見せてくれた。

三位の「恍惚の人」は、言うまでもなく、今でも問題になっている「認知症(当時は、「ボケ」と言っていた)」をいち早く取り上げた有吉佐和子の小説(1972年)の映画化。森繁久彌と演技が凄い。

★これが本年最後のブログになります。皆様にとって来年も、いい年になる事をお祈り申し上げます。

スター・ウォーズ最新作を観る

2015年12月28日 09時00分00秒 | 映画・DVD


12月27日、シネQで「スター・ウォーズⅦ フォースの覚醒」を観た。

3Dで見る予定が、到着に遅れ1時間後に上映の2Dになってしまった。

次の上映まで時間あったので、劇場ロビーに置かれていた「シネコンウォーカー12月特別号」を手に入れ、記事にあった「主要キャラ相関図」やエピソード1(1999年)エピソード2(2004年)エピソード3(2005年)エピソード4(1977年)エピソード5(1980年)エピソード6(1983年)の「過去6作品一覧表」を読んで、おさらい学習をした(無料冊子なのに優れものだった)。


▲<「スター・ウォーズ公開記念号」24Pのボリュームで充実した内容だった>

10年の時を経て、監督も新しくなり今回から新たな3部作がスタートした。

ハリソン・フォードのハン・ソロとチューバッカがちゃんと出て、ストーリを進めて行く内容なので繋がりは問題なし。

ルークの双子の妹レイア(ハン・ソロの元妻)が、時間経過した実年齢で出ている(ハリソン・フォードが思いのほか若々しいかった)。

「フォースの覚醒」のテーマ通り、フォースの力をベースにした、「家族の愛と喪失」がテーマの作品だ。

旧作を1作目から楽しみながら観て来た者としては、もういいかもと思える気もしてきた新しいスター・ウォーズ作品だった。

「天国からのエール」

2011年10月13日 00時05分00秒 | 映画・DVD

▲<10月1日から全国ロードショー中の「天国からのエール」>

沖縄県北部、「美ら海水族館」がある本部町に、無料音楽スタジオ「あじさい音楽村」があります。
「あじさい音楽村」は、地元の弁当屋さんが自力で作ったもので、そこから数々のプロが育った。
この映画は、その実話を映画化したものである。

音楽スタジオ「あじさい音楽村」は、使用は無料だが「10カ条」を守らない者は使用出来ない。



「あじさい音楽村」の創設者、仲宗根陽(47歳)さんは、2009年11月15日に亡くなった。
「ニイニイ」こと、仲宗根陽さんは、自らの余命を知りながら、若者に夢を託し、数々のアーティストをメジャーデビューさせる。





このシナリオを読んで感動した「阿部寛」が、少しでも仲宗根陽さんに、少しでも近づけたらという気持ちで演じた。

観た後、人間が愛おしく、元気の出る映画でした。



「ソーシャル・ネットワーク」

2011年01月25日 01時50分00秒 | 映画・DVD


話題作の「ソーシャル・ネットワーク」を観ました。
米国経済誌「フォーブス」で、2010年版長者番付で、『世界で最も若い億万長者』に選ばれた、マーク・ザッカーバーグが、「フェイスブック」を2003年(19歳)ハーバード大学大学寮の一室で立ち上げる頃から、映画は始まる。

最初は、早口言葉の映画か?と思うくらい主人公のマーク・ザッカーバーグの言葉が早口なのに驚いた。
監督デヴィッド・フィンチャーが、世界に5億人の友人を創った男が二つの裁判を通じて、「フェイスブック」創設者の光と影を描いている。

▲<マーク・ザッカーバーグの親友で創業時に資金提供をしたエドゥアルド・サベリン役のアンドリュー・ガーフィールド>

映画のキャッチフレーズにも使われている「天才」「裏切り者」「危ない奴」「億万長者」が、彼自身に付けられたネーミングの一つひとつが、彼に対する様々な毀誉褒貶が混在し、すべてが真実でもあるように作られている(判断は、観客に委ねられている)。

▲<「ナップスター」の創設者のショーン・パカー(ジャスティン・ティンバーレイク)も加わる>

IT業界の内輪話ではなく、すべての起業家にとって、立ち上げた会社が急速に成長する際に、企業内で起きる創業メンバーの個人的な行動が引き起こす疑惑、裏切りがうまく描かれている。


◎世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、『フェイスブック』は、2010年7月で、日本を含む全世界の登録者数が5億人を突破したと発表された。数年以内には、登録者数が10億人を突破すると言われている・・・。

「隠された日記」母たち娘たち

2011年01月23日 00時05分00秒 | 映画・DVD


久し振りに、「フランス映画」を観ました。カトリーヌ・ドヌーヴ主役(2009年製作)の映画です。

時代を超えた3世代の女性が抱える悩みや葛藤を孫の視線から解き明かして行く。

娘(マリナ・ハンズ)が、カナダから帰ってくる。
娘は、母(カトリーヌ・ドヌーヴ)と心うちとけないぎくしゃくした関係。
娘も悩みを抱えている(思いがけない妊娠をしたが、キャリアを考えると、出産をためらっている)母親に相談したいが、ぎくしゃくした関係の母には言い出せない・・・。
実家を出て、母が育った今は使われていない祖父の家に、2週間滞在するところから話は始まる。

ある日、キッチンの食器洗浄機の奥に落ちていた、祖母の古い日記を発見し、50年前、突然に姿を消した祖母の、その時代に抱えた悩みや葛藤を知ることになる。

孫は、少しずつ祖母の生き方人生観に共鳴し始める・・・。

そしてすべてが、明らかになった時に、母として娘として、そして女性として、冷えていたお互いの心が氷解して行く。

65歳とは思えない美しいカトリーヌ・ドヌーヴの心理描写の演技が実に素晴らしい。

三世代の女性の生き方をそれぞれの立場(視線)から、描いて行く手法は良くあるが、2時間の中で、混乱させずにきめ細かに描き切って成功している。
30代後半の監督(ジュリー・ロペス=クルヴァル)の力量を評価する。

1972年生まれ、2002年カンヌ映画祭にて長編デビュー作となった「海のほとり」が、カメラドールを受賞した期待の若手女性監督です。

「アンストッパブル」

2011年01月20日 00時05分00秒 | 映画・DVD

2001年5月15日、アメリカ北東部で起こった危険物質を積んだ無人列車暴走事件の実話を映画化したもの。
時速160㎞で暴走する最新式の列車777号は、全長800m、積荷は、ミサイル級の発火燃料19万ℓ、予想被害者数10万人。大惨事までのタイムリミットわずか100分。

その頃、同じ線路で旧式機関車1206号を走らせていたベテラン機関士(ゼンデル・ワシントン)と、初めて組んだ若き車掌(クリス・パイン)が、暴走を止めるために追跡をする。


最初の数十分は、のんびりした展開だが、777号の暴走を知った時から、ぐいぐい引っ張っぱり約2時間緊張感が続く。
機関士と車掌の家族の話を交錯させて「家族愛」というサブテーマを挿入する事で、ただのパニック映画に創っていない。トニー・スコット監督の出来るだけ、CGを使わないようにして、しかも臨場感あふれる創り方に好感が持てた。

「グリーン・ゾーン」

2010年05月21日 00時05分00秒 | 映画・DVD


「グリーン・ゾーン」とは、イラクの首都バグダッド中心部10㎞の地域で、連合国暫定当局(CPA)や米国系企業の拠点などが置かれた地域の事。正式名は、「インターナショナル・ゾーン」。この地域以外を「レッド・ゾーン」と呼ぶ対比名称。

原作は、ワシントン・ポスト記者の、「ラジャフ・チャンドラセカラン」のノンフィクション著書「インペリアル・ライフ・イン・ザ・エメラルド・シティ」。



『ボーン・スプレマシー』『ボーン・アルティメイタム』のマット・デイモンとポール・グリーングラス監督が、3度目のタッグを組んだ、イラク戦争をテーマにした政治映画。
宣伝コピーにあるように、始まって直ぐ、終わるまで114分間息もつけないくらいのスピードで展開されるテンポの良い作品に仕上がっている。

スペイン、モロッコ、ロンドンで撮影して、当時のバグダットを凄くリアルに再現している(回収出来ないくらいに、金と時間がかかったらしい)。

しかし、このテーマは、2006年の原作なので仕方がないが、2010年の公開は、ニュース性に欠ける。
マット・デイモンのキャスティングは、知的で適役だが、悪の政府高官を始め、CIA、新聞者などの描き方が浅く、あれだけの戦争をこの人達が簡単にやってしまったと見えてしまう。もう少し、巨悪の影をちらつかせて欲しかった。「ハート・ロッカー」と比較して、人間の描き方が弱いので[70/100点]

※ブログをスタートして1500日目を迎えた。これからもよろしく!

「アリスインワンダーランド」

2010年05月12日 00時05分00秒 | 映画・DVD


恥ずかしながら、やっと話題の3D映画を観ました(アバターは、3Dで観ていなかった)。
「アリスインワンダーランド」は、ルイスキャロルの「不思議の国」「鏡の国」を原作に、ティム・バートン監督が、19歳のアリスの成長記を3D映画で創った。
最初に出たアリスは、絵本のままで可愛かったが、場面が変わり19歳になったアリスは、全然可愛くないのはなぜ?
19歳のアリスは、自分の生き方も定まらず自分にも自信がない・・・。
今日は、大きなパーティ会場で親が決めた婚約者(大企業の御曹司)からプロポーズを受ける日。その場所の庭で、チョッキを着たウサギを観てしまいプロポーズを受けるのを中断して追って行く。
そして少女の日と同じ様に、深い穴に落ち「ワンダーランド」に迷い込む。
数々の、困難な試練に遭遇しそれを解決しながら、最後には、鎧を着て「ワンダーランド」最強の怪獣と対決をする。
この一連の過程が、アリスが自らの人生を切り自立する過程を示している。


▲<左「ワンダーランドの独裁者:赤の女王:姉」怪演に好感を持った。右「真の統治者:白の女王:妹」この女王が悪に見えるのは私だけ?>

映画のラストシーン。現実に戻ったアリスは、プロポーズをアッサリ断り、その父がやっている会社に事業プランを出し、海外(香港)のマーケット開拓に乗り出す(アリスは商社ウーマンだったのだ)。

鮮やかな色彩で3D映画にした事で、ご存じの「不思議の国」のキャラクターが次々と出て来る楽しさも含め、子供は当然ながら大人も十分に楽しめる映画に仕上がっていた(70/100点)。


▲<ご存じ「ジョニー・デップ」存在感のあるイイ役を演じていた>

◎ティム・バートン監督の主な作品:バットマン(1989)、シーザーハンズ(1990)、バットマン・リターンズ(1992)、マース・アタック(1994)、猿の惑星(2001)、ビック・フィシュ(2003)、チャーリーとチョコレート工場(2005)、スウィー・トッドフリート街の悪魔の理髪師(2007)他