ヒイラギ日記 ~Holy Holly's Diary~

小粒でも ぴりりと辛い 博士な日々。

惚れるツボ

2009-08-03 21:50:02 | 芸能人ヒイラギ

2週間ぶりのお稽古前のおしゃべりタイム。

「すごく悪そうなヤ●ザな感じの男の人がね、
   マジメに、一生懸命やってる姿を見ちゃうと、なんだかグッとくるのよねぇ

どうやら師匠は、純情不良青年に惚れてしまうタイプらしい。
惚れるツボって、人それぞれあるのだなぁ。

かくいうヒイラギのツボは、なんといっても〝声〟

いまは周りに音楽関係者が多くてとても幸せな状態だけど、
ふと昔の職場のことなんか思い出してみると、
ひどく衝突した人たちの声は、実によろしくなかった。

話し方、言葉の選び方もさることながら、
やっぱり声そのものに〝人となり〟というのは表れるもの。
声の発し方からして愛がない人たちとは、
どんなにがんばっても仲良くできなかったんだなぁと思う。

そういう、人間的にニガテだと思わせる声というのは、
たいがい声がむき出しになっていて、攻撃的。
高いとか低いとか、嫌いなピッチとかでもなく、なんか、むき出し。

正反対に、心の底から愛してやまない〝声〟は3つぐらい。
どれも、素直にすぅっと心の奥に透っていく、そんな
どんなときでもその人の声をきけば穏やかな気持ちになれる。

師匠とそんな話で盛り上がったのがお昼すぎ。
夜は夜で、昨夜から始まった『AIDA』の稽古で、とある美声にほれぼれ。

初回だというのにのっけから合唱指導は代理の先生。
普通なら「それってどうなの」と思うところだけど、今回は大歓迎。
だって、秋本 健(あきもと・けん)先生だもん~

トップテノールまで楽々歌ってしまう脅威のバリトン・オペラ歌手。
一昨年にも助っ人で『Pagliacci』の「Din Don~♪」を教えに来てくれた。
本人もそれをしっかり憶えてくれてるのが感激。

感激ついでに張り切って最前列かぶりつき。
あぁ、クラッと来るぐらい大音量でこの美声。
来年の本番、また聴きに来てくれるかなぁ。



(ご参考にどうぞ♪)
オペラシンガーによるコーラスアンサンブル「KuR(クーア)

コメント
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