オペラ仲間のおじさまに呼んでいただいて、
ヴェルディの『IL TROVATORE』というオペラを初めて鑑賞
他の人のものになって生きるよりはと死を選ぶヒロインにも、
ヒロインへの想いを歌い上げる二人の男性のどちらにも、
妙にみんなに共感できてしまうのは、ヴェルディの力か・・・
音楽についてのマジメな感想はさておき、
ほかの面でもとっても楽しめた舞台。
‘おでぶちゃん’と評判のテノールさんは、
今日から稽古が始まる来年の『AIDA』のラダメス役。
どれほど‘おでぶちゃん’なのかとドキドキして見ていたら、
むーん、たしかに「首」の存在が怪しいブリオッシュ型・・・
恋敵の伯爵さんのほうが、ずぅっとカッコよく見えちゃう。
舞台転換のちょっとした合間と休憩時間には、
一緒に行ったオペラ仲間からあれこれとウラ情報が。
あの歌い手さんは『AIDA』のオーディションに来ていたよ、とか、
こっちの人もトラで来てくれて‘東大クン’って呼んでた気がする、とか。
そういえば、プログラムにも見たことある人の写真。
あっ、明日の公演は『NORMA』の‘ガニーさん’なんだ、とか、
この人は『LA BOHEME』で“アランチ”売ってた人だ、とか。
舞台のうえの合唱にも知ってる顔がわんさか。
ジローちゃんも、裸の大将も、呼んでくれたおじさまも、
『MACBETH』で一緒のおじさまたちも、『AIDA』で一緒のおばさまたちも。
でも、一番笑ったのはプログラムかな。
説明しにくい爆笑ネタ、聞きたい人はヒイラギまで~♪