ゲイゴトは止まらない

ロシアに遁走してる間にも、時間は平等に流れていて、放り出してきた仕事は誰かが片づけてくれたりした。
でも、放り出してきたゲイゴトは、そうはいかない、てことに、ぼちぼち気がついてきた。

ゼミとバッティングしてて昨日の稽古に出られなかった『第九』は、いよいよ本番１ヶ月前。
暗譜はしたが、マエストロとの対面も、オケ合わせも逃した。
もうこれは休めない。

今期のオペラは２本立て。
ただでさえ大変なところを、アマチュアに教えるのが大のニガテのテノール先生の合唱指導を受けて４ヶ月。
暗譜できてないどころか、音程さえ不安な気持にさせられたまんまなのに、来月からは立ち稽古。
もうこれも休めない。

帰国後、初の師匠Ａのお稽古は、前夜になって取りやめに。
今日一日、思わぬ休日ができたのはよかったけど、結局はロシア行きの後始末に明け暮れて、気がつけばこの時間。
次のお稽古までに、練習する時間があるのやら、ないのやら。

しまった。
そういえば明日は師匠Ｂの補習だった。