自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

夏! 虫の目写真シリーズ(31) ~ノシメトンボ~

2020-08-28 | 昆虫

陽が昇って,まぶしい朝日が射しています。畑のネギで,ノシメトンボが休んでいました。たぶん,昨夜はここで過ごしたのでしょう。

まだ活動するには体温が上がっていないようです。それはチャンス! レンズを近づけてみました。翅の端がレンズに触れています。しかし一向に気にする気配はなし。 

 

指で触れると,横のネギに移動。

 

また指をそっと持って行くと,今度は地面に移動。

 

朝のこの気温では,ノシメトンボはまだ活動できないようです。

 


キマダラカメムシの卵(2)

2020-08-28 | カメムシ類

発見二日目。観察しやすいように卵を採取して持ち帰りました。ササの葉が枯れないように切り口を湿らせ,密閉ガラス容器に入れました。

 

この日の様子です。

 

発見三日目。昼。変化が現れました。それぞれの卵の蓋に,橙色の斑点が2対,黒いものが一つ。

 

二対の橙色のものは目かもしれません。黒っぽいものは口でしょうか。蓋の内側に白いものが縞模様に見えます。口らしいものの下には,黒っぽい縞模様がわずかに確認できます。

 

真上から撮りました。

 

夜。上で「黒っぽい縞模様」と書いた部分が,どの卵においても大きくなっています。孵化時がどんどん近づいています。

 


ジャンボタニシ,どう孵化?(2)

2020-08-28 | 生物

卵塊全体が白っぽくなりかけました。これは孵化が近づいてきた兆しでしょう。

 

日が経って見てみると,白い殻がボロボロ壊れているものがあります。中身はありません。それで近くを探したものの,生まれ出たジャンボタニシは見当たりません。

さらに見てみると,殻に幼体らしいものが付いているものがあります。ルーペで見ると,確かに幼体です。生まれ出ようとしているのです。

 

拡大して撮影。

 

やや上から撮影。

 

数時間後,また新しい幼体が生まれているところでした。

 

殻がボロボロと崩れるようにして壊れ,赤ちゃんが誕生することがわかります。