我が家の庭に雑草が生え,時折草引きする程度にしていると,草は勢いを増す感じです。それでも適当に草引きをするだけ,というズボラな自分です。
スミレがあちこちに生えています。スミレは種子を弾き飛ばして分布を拡大する戦略の持ち主なので,ズボラなわたしにはすっかりなくすことはできません。すると,そこにツマグロヒョウモンが卵を産付。これが育って幼虫になります。
下写真は終齢幼虫です。葉を食べ尽くすと,次の葉に移ります。中央の右にある葉の上にもいます。
反対方向から写しました。
別のスミレでも終齢幼虫が葉を食べていました。
とにかくよく食べます。食べていないときは地面に降りて休んでいます。葉がなくなると,歩いて近くのスミレに移動。葉を見つけるのがうまいなあと感じます。どこで感知するのでしょうか。
下写真は翌朝,朝日を浴びて休んでいる幼虫です。この直前,すぐ傍にある葉を食べていました。つまり,食べては休み,休んでは食べる生活を送っているということです。
この生活スタイルは種の維持につながっていきます。もうすぐ蛹になります。どこか安全な場所に動いて行くでしょう。