自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ネジバナと昆虫(2) ~モモブトチビハナアブ~

2020-08-01 | 昆虫と花

小さなハナアブが花粉を舐めていました。大きさからみて,どうやらモモブトチビハナアブのようです。写真はこれ一枚しかありません。

花の大きさと比べても,ずいぶん小さな体型に見えます。

 

慎重に撮ったつもりなのですが,この花穂での活動を終えたのか,パッと消えてどこかに行きました。こうですから,写真記録は貴重です。たった一枚!

 


コチャバネセセリの卵(2) ~孵化まで~

2020-08-01 | 昆虫

7月23日(木)。卵の天頂部分に斑点模様が,そして側面周りにモザイク模様が見えて来ました。大きな変化です。

 

卵の大きさを測っておきました。1.1mmの数値どおりです。

 

この卵の近くのササで新たな卵を一つ発見。2mも離れていません。

 

接写すると……。

 

たぶんコチャバネセセリの卵と思われますが,発生の様子には差があります。同じ成虫が産み付けたものかどうか,定かではありません。それはともかくこれで卵が二つ。観察が楽になります。

 


ナスで見た卵の正体は?(また) ~孵化直前~

2020-08-01 | 昆虫

孵化近し。気泡なのでしょう,空間が少しずつ大きくなっています。

 

液体中に幼虫が浮かんでいる状態のようです。

 

液が動くのがよくわかります。

 

顎を大きく開くときがあります。準備運動なのでしょう。

 

からだのねじれ具合が見えます。

 

この日の午後になって動きがはっきりしてきました。卵内の水分が減っていくのがわかります。つまり,空間ができていくのです。これは孵化への準備が進んでいる証拠。水分が卵殻をとおして外に排出されたか,体内に吸収されたか,いずれかでしょう。

 

いよいよ誕生のときを迎えたようです。