自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ナスで見た卵の正体は?(またまた) ~クロメンガタスズメの孵化!~

2020-08-02 | 昆虫

時折だった動きが連続しかけると孵化の兆候です。それを待ち続けるとよいのですが,頻繁に確認していかなくてはならないので,とにかく辛抱がいります。今回わたしは,ほぼ10分ごとに確かめるようにしました。これを見逃したら,もう卵は残っていないのですから。

そして夜。急に動きが激しくなる瞬間をとらえました。いよいよ孵化時を迎えたのです。殻が破られかけました。

 

顎を使って出口を広げていきます。

 

出口がぽっかり開きました。頭部がすっぽり出られそう。幼虫はこのことをちゃんと感知しています。

 

ゆっくり出始めました。

 

頭をぐっと伸ばしました。身を乗り出す格好です。

 

着地。

 

そのまま真っすぐ出て来ました。

 

多少褐色を帯びたところもありますが,白に近い色をしています。こんな大きなからだが先ほどまで殻に入っていたのかと疑うほどの体型です。

待ち続けた甲斐がありました。「おめでとう」の瞬間を目撃できたのですから。

 


コチャバネセセリの卵(3) ~(続)孵化まで~

2020-08-02 | 昆虫

7月24日(金)。雨。とにかく今年の梅雨は雨続き。その中,継続観察は毎日が大事,撮影だけは欠かせないと思い,現地へ行きました。

変化はあまりなさそう。

 

もう一つには斑点がわずかに現れました。

 

7月25日(日)。変化はあまり感じられません。

 

見えたはずの斑点が見えなくなり,薄っすらと影のようなものが見えています。二つの卵がどうつながっているのか,初めて観察するのでまったくわかりません。

 

7月26日(日)。雨模様で撮影に出かけられず。

 


ネジバナと昆虫(3) ~ハナバチのなかま~

2020-08-02 | 昆虫と花

ハナバチのなかまが一匹。ネジバナが余程気になっているようで,そこから離れようとしませんでした。

 

顎を花に入れて花粉を摂食。

 

花にいる間,時にはからだをきれいにするしぐさをしました。

 

掃除が終わると,また摂食。

 

なかなか去ろうとしません。ふしぎなハナバチでした。