自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

クチナガハリバエとシロツメクサ

2020-08-06 | 昆虫と花

ネジバナでクチナガハリバエをよく見かけました。ほかにも,シロツメクサで見ることがありました。長い脚で花を抱え込むような格好で蜜を吸っていました。

 

細長い花には,長細い吻がぴったり。

 

接写していても,一向にお構いなし。

 

花から花へと移りながら,蜜集めに勤しんでいました。お気に入りの味のようで。

 


クツワムシの幼虫!

2020-08-06 | 昆虫

林道の脇でクツワムシの幼虫を見かけました。ヤブマオの葉色に溶け込んでいました。くつろぐような姿勢。近づいても慌てることもなく,逃げる様子もなく。

 

成虫の鳴き声は「ガチャガチャ」。この鳴き声とセットで記憶される姿は,なんともスマートな後脚と長ーい触覚の持ち主だという点。もちろん幼虫時代から,そのスマートさは変わりません。

 

幼虫を,それも昼間に,見るというのはめずらしい話。自然の有りようが変わり,成虫の姿を見る機会がめっきり減るなか,ほんとうにめずらしい光景でした。

 

ついでに,至近距離で真正面から接写しておきました。

 

もっと近づいて。

 

このクツワムシ,すぐ横に生えるクズを食べてくらしているのでしょう。終齢幼虫が脱皮するところを自然界で目撃できたら,最高なのですが。

 


アゲハ,孵化(続)

2020-08-06 | アゲハ(ナミアゲハ)

8月5日(水)。今日も,レモンの葉に産み付けられた卵が次々に孵化。

一つ目。

 

二つ目。孵化直前の卵の中は? 頭部がしっかり見えて来ました。 

 

穴が開いたと判断すると,さっさと出ようとします。顎がくっきり。

 

三つ目。からだをぐうーっと伸ばして出て来ました。

 

これだけ孵化が続くのは,たぶん同じ成虫が同じ時間帯に産み付けたためと思われます。孵化時刻が夜に入ったばかりの頃で,ほっ。